2024年の近況報告
マレーシアに移住して、2年と2ヶ月経ちました。早いものです。今年にはいり、昨年から準備していた2つの案件が始動。どちらもマレーシアに引っ越してからのご縁ではじまった案件です。
マレーシアにて日本文化の発信場所を創る
一つ目は、マレーシアにて9月にお蕎麦屋さんを開業します。店名は元年堂。素材にこだわった10割の蕎麦を提供しつつ、店内には日本文化の展示スペースも設置します。この展示スペースは、これからアジアに進出したい企業さまのテストマーケの拠点になりながらも、お蕎麦を食べにいらっしゃるお客さまにとっては、月替わりで日本文化に触れられる場所となります。
お蕎麦を食べに来てくれた方に、本格ワサビをプレゼント。そして展示品に対するアンケートをお願いする、その結果をマレーシア進出を目指す企業さまに報告書として販売、そんなことを考えています。
こちらの運営組織は、いつも良くしていただいている私の故郷、静岡の企業さまたち合計4社で創業。弊社以外は地元ではみんな知っているような会社さんばかりで仲間に入れてもらえて恐縮する日々。
社名はCulture Link Malaysia SDN. BHD.っていいます。私だけがマレーシアでの住所をもっていることもあり、Managing Directorの肩書きをもらいましたが、実質はCMOに近いことを担当しています。
パブリカって場所に開業しますので、お近くに来た際にはお立ち寄りいただけると嬉しいです。
「自分らしく」を表現できるためのアパレル事業
二つ目は、マレーシアにて仲良くなった親友家族と立上げたアパレル事業。会社名はたぶん、ezu株式会社になります。もともと友人夫婦が行なっていたリップルというブランド。一緒に焼肉にいったりサウナに入ったり旅行をしたり、、おんなじ時間を共有しながららリップル洋品店の可能性を語り合っているうちに、一緒にやろうという流れになりました。とても嬉しい🥰
そしてブランド名をezuと刷新して、3月から始動しています。なお、ezuとは、手描きの"絵図"からうまれるいろいろなモノたち、というコンセプトからきています。
こちらは毎月月初の1日から7日まで開く、群馬県の桐生市にあるアトリエショップと同期して、ECサイトも毎月月初の一週間だけしか購入できない形で展開しています。素敵な商品ばかりなので、ezuの公式サイト、少しのぞいてくださいな。(5月限定品の母の日のプレゼント用のセット写真を添付してみます。)
未来に向けての種まきも進めていく
さらに最近は、DMM英会話を創業した友人でもあるタカさんが取り組んでいるゴルフ事業も本格化。プロゴルファーとの練習マッチングサイトの立ち上げから始まり、虎ノ門の練習場を買収したりとワクワクな展開になってきています。こちらの事業も、株主&マーケ担当として参加させてもらっており、今後とも楽しみです。
タカさんの周りには素敵なメンバーが多く、一緒に仕事をできて嬉しく思います。なお本社は沖縄に置いたそうで、出張できるのも楽しみではあります(笑
新しい事業をはじめるときのスタンスに変化も
マレーシアに来てからは、人ベースで仕事を作っています。市場性があって、競合性もそこそこ緩いから稼ぎやすい。そんな視点は薄れてきました。
40代も半ばになりましたし、これからの残り人生の過ごし方は、この人たちとなら一緒に、文化祭のノリのような感覚で遊ぶようにプロジェクトをやれそう。そんな風に思えた方たちといっしょに、時間もお金も使いたい、そんな心境変化がおきました。
もちろん、いま請け負っているマーケティングのコンサル事業は精一杯行います。そこで身につけたマーケ力を使い、縁のあった方々といっしょに、サービスと思い出をいっしょに育てていく。さらにそれら自社事業で身につけた知識は、Aマケとサブテクのお客さまに還元する。そんなループの中で、いちマーケターとして生きていきたいなと考えています。