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【中村佑介氏に会う!】第2のホームタウン・浜松駅で芸術とショッピングの旅


こんにちは、五十嵐みどりです。
今回は、先日の土曜日(2025年2月22日)の浜松への旅について書きたいと思います。


1.はじめに

旅の目的① 中村佑介氏の講演会に参加する

さて、今回の旅の最大の目的は、日本を代表するイラストレーターの中村佑介氏の講演会に参加するというものでした。

実は、中村佑介氏は、私が中学2年生のときの読書感想文で選んだ本の表紙を描かれていた方で(花形みつるさんの『アート少女』という作品で、表紙の魅力的さで選びました汗 花形さん、すみません!!泣)、それ以降ずっと大好きで憧れていたイラストレーターさんでした。

今回は、中村佑介氏のmixi2でこの講演会を知って応募し、抽選に当選したため、参加することになりました。

旅の目的② 大学浪人時代からお世話になっている「浜松駅」の散策

そして、もう一つの目的が、久しぶりの浜松駅を散策することでした。

というのも、今からおよそ10年前(2016年)に、私は高校卒業認定試験を受験するための対策のためと、大学を浪人するために浜松駅に通っていました。そして、最後に訪れたのが2018年の浜松城と浜松市美術館への旅でした。なので、7年ぶりの浜松駅でした。

もちろん、当時も浜松駅周辺はよく歩き、たくさんの思い出が詰まった場所ですが、再びこうして訪れることができるということで、社会人のひとりとして浜松駅を楽しもうと考え、当選後から旅の支度をしました。

2.浜松駅ひとり旅について

当日までの準備や計画の作成

さて、中村佑介氏の講演会に当選したあと、私は旅の行程表(乗る鉄道の時刻や目的地の場所や時刻を、余裕を持たせながら分刻みに作る表)を作成し、旅にかかる費用や昼食の場所を調べて決め、そして今回は当日の服装やネイル、アクセサリーや靴、それから香水なども前もって決め、ときには手帳にマネキンやネイルの手の図を作成したりもしました。

それはもう、中学生のときから憧れていた中村佑介氏とお会いするということで、念には念を入れて準備しました。

そして、前日のスーパーでの勤務終わりに入浴と食事を済ませると、あらかじめ決めていた(それこそ講演会に応募してから購入したカラーの)ネイルを自分の爪に施して就寝しました。

浜松駅到着から浜松駅散策① 最低限のお買い物に留める

こうして当日を迎え、私はJR線に乗って浜松駅に向かいました。

テーマは「春の色」。
きみどり色が思ったよりイエローでした汗笑
浜松駅を一旦散策している途中で撮影した浜松駅。
テナントや建物の外観などに変化はあれど、
内部の構造(エスカレーターの位置など)は変わらなかった

そして、まだ講演会よりもかなり早い時間に到着し、まずは昼食までの時間で浜松駅の駅ビル「MAY ONE(メイ ワン)」をざっと散策しました。それも、昼食後もかなりの時間があり、最上階の「谷島屋書店」(とても大きな書店)も見ることができましたが、ここでは最低限のお買い物(「Loft」でシャープペンシルを1本と、「DAISO」で絵のアイデアスケッチを収納するクリアホルダー1冊)に留めました。

そして、私が浜松駅に通っていた当時はなかったお店の入った「遠鉄百貨店」が気になりながらも遠州鉄道の「新浜松駅」の真下の「H&M」に立ち寄りました。

なお、このとき、H&Mのドアの向こうの浜松の街には雪がたくさん舞い始め、店を出るときには外はとても寒くなっていました。

また、昼食はあらかじめ決めていたお店が見つからず、結果、この「MAY ONE」内のネパール・インド料理店「HAPPY(ハッピー)」でインドカレーとナンのセットをいただきました。

巨大なナンにびっくり! とても本格的で美味しかったです

中村佑介氏の講演会へ、そして講演会に参加して

さて、中村氏の講演会の会場に向かうために、この「新浜松駅」から「遠州病院駅」まで遠州鉄道に乗りました(なお、この鉄道では全国的な交通系ICカードは使えないという事実も発覚し、紙のきっぷを購入しました)。

そして、いざ中村佑介氏の講演会の会場に辿り着き、講演会が始まりました。

なお、中村佑介氏の講演会は、司会の方と中村先生が参加者の方から寄せられた質問に答えるのを中心としたトークショーでした。

ただ、浜松は芸術系の大学や予備校や高校がある、美術の盛んな街だということで、寄せられた質問も実にさまざまなアートやイラストの仕事に関する質問が多くありました。

そして、それらに中村氏は笑いも入れながら、ひとつひとつに真摯に答えていらっしゃいました。

また、お話の端々に、中村氏の謙虚な人柄がよく感じ取れる講演会でした。

それから、講演会の後半の最後には直接の質疑応答の時間が設けられ、質問をされた参加者の方には限定ものや非売品のものといったグッズが手に入れられるということで、私は中村先生の真ん前(観客席の最前列のちょうど真ん中、中村先生の目の前)で手を挙げ、質問することができました。 

短い間でしたが、中村先生と絵やイラストの制作についてのお話をすることができ、とてもありがたかったです。

そして、その後中村氏が持参されたグッズを2つ手に入れまして、講演会は終了しました。

きっとどちらも非売品のグッズ。
サマーウォーズのイラストは、
前からじっくり眺めたかった作品
フリスクならぬ「KAGESK(カゲスク)」を拡大。
『謎解きはディナーのあとで』の
キャラクター仕様のフリスクで、
中身も現在食べています笑

〈寄り道〉浜松市中心部のスーパーを見学、そしてユニークな街並みや鉄道を見て、乗って、読んで

こうして講演会が終わり、通常ならば遠州鉄道に乗り込んで浜松駅まで向かうところだったのですが、ここで少し寄り道をしました。

というのも、この講演会の会場の最寄り駅の近くに「マックスバリュ」のなかなか珍しい店舗があったのです。

浜松市の中心部にある「マックスバリュ Express」。
同じスーパーで働く者としては
立ち寄らない選択肢はない……!

さて、こちらの「マックスバリュ Express」は、私が住む豊橋市のものよりも小型で、商品も日常に欠かせないものに厳選されているようでした。それから、店員さんの立たない「セルフレジ」も積極的に導入されており、もちろん「イートインスペース」も完備されていました。また、証明も少し暗めで、仕事帰りに立ち寄りやすい空間になっている印象でした。

そして、そのマックスバリュの向かいには、これまたレトロ感のある交番がありました。

少しレトロな浜松市にあった交番の建物。
旅をしていて、こういう地域特有の建物や鉄道には
興味をそそられます

さて、この後は遠州鉄道に乗り、再び浜松駅に向かいました。

浜松駅散策② 昔とかなり変わった浜松駅のショッピングスポットと、学問と美術の街・浜松でお買い物

ここからは、再び浜松駅を散策・ショッピングをしました。

講演会前に目に止まったH&Mのバックの購入はやめ、そしてこちらも気になっていた「遠鉄百貨店」にも立ち寄りました。そして、遠鉄百貨店内に新たにオープンした「UNIQLO」や、「3coins +plus」、そして「HANDS(旧東急ハンズ)」などを眺めました。

さてその後、再び浜松駅の駅ビル「MAY ONE」を訪れ、「谷島屋書店」に入り、お買い物をしました。

そして、講演前に気になっていたものや講演後に「ならのさんの塗り絵をちゃんと塗りたい」という気持ちから、美術書を中心に眺めて回り、最終的には美術書を4冊、ならのさんの塗り絵の資料用に「小学館の図鑑」を1冊購入しました。

ホビージャパンさんの『鉛筆デッサン基本の「き」』
帰宅後に実際に久しぶりの鉛筆デッサンに
取り組みました
TBSの「プレバト」でおなじみ、野村重存先生の
『はじめての水彩画』。
実は、次の野村先生の本と2冊とも買い直しだったりもする
こちらは『野村重存による絵を描くための風景写真集』。
もちろんこの本もとてもありがたいのですが、
日常で「これを描きたいな」と感じたものを
写真に撮って描くことも素敵なことだというのも
学ばされます
上田耕造さんの『イチバン親切な水彩画の教科書』。
中学時代の水彩画の描き方と美術書の描き方は
やっぱり違う。
これで水彩画を再び学び直したいです
人生で初めての「小学館の図鑑」。
実は大人でも楽しめる内容になっています。
お魚は、別の図鑑にあるらしい……汗

ちなみに、このブログの途中にも出てきましたが、浜松市は美術系大学ももちろん、医科系大学や他の大学、さらに高校や中学受験も盛んな街で、この「谷島屋書店」はそうした美術書や医学書、学術的な専門書や受験用の参考書や問題集も充実しております。そして、小説のコーナーや催し物の陳列も非常に面白いので、浜松駅に立ち寄った際にはぜひとも利用してみるのをおすすめします。

3.まとめ

それでは、今回の浜松旅についてをまとめたいと思います。

(1)中学時代から憧れていた中村佑介氏との出会い

まずは、私が中学生のときから尊敬していた中村佑介氏と直接お会いすることができたことが、この上なく嬉しかったです。

まさに自分の美術の青春時代のど真ん中は、中村佑介先生だったわけですから。

そして、中学校から高校、そして大学を経て紆余曲折がありながらも、私自身もこうして芸術活動をする人になったというのも、とても感慨深く、この中村佑介氏の講演会も非常に参考になりました。

(2)大人になり、病状も良くなって楽しむことができた浜松駅でのショッピング旅

また、幼少期から静岡県の浜松市にはお世話になり、大学浪人時代の1年目は浜松に通っていましたが、その後大学を中退した後は病状が徐々に悪化して、最終的には入院もしました。しかし、精神疾患の症状が安定するようになって、再び浜松駅を訪れることができるようになったことが、とても幸せなことでした。

それからさらに、大学浪人時代よりも行動力や判断力がついたことも実感でき、自分自身の成長も感じることができました。

(3)自分がこれからの人生で何を大事にしていきたいかが見えた旅

そして、中村氏の講演会の後、すぐに浮かんだのは「ならのさんの塗り絵をちゃんと完成させよう」という考えでした。

というのもここ最近、「塗り絵」と自分の「オリジナルの絵画」を現在のまま両立するべきか、それとも自分がこだわりたい「オリジナルの絵画」に注力するべきかに悩んでいました。

ただ、自分のX(旧Twitter)で「塗ります!」と宣言してあり、約束は果たさなければという使命感と、そして現在は塗り絵とオリジナルの絵画の両方を制作することで、なにか見てくださる方々に“希望”や“感動”などを与えることができるのではないかと考えるようになりました。

なので、今回の旅で図鑑も購入しましたが、これからならのさんや日菜乃さんの塗り絵、また中村佑介さんの塗り絵もこれから先に塗ることができたらと考えています。また、これからも自分自身のオリジナルの作品も制作していきますので、楽しみにお待ちいただけたらと思います。


さて、今回は中村佑介氏に会うために訪れた、浜松駅周辺の旅について書きました。

そして今回の旅は、予備校時代やはたまた中学生のときの自分には、想像していなかったお話でした。本当に長い間持っていた夢が叶い、とても幸せなひとときでした。

それでは、次回の旅もお楽しみに!

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

五十嵐みどり

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