療育手帳の取得を1年半見送っていた話 #14
Kindle編集者・Webライターのヒラノです。
今日は「療育手帳取得に対する抵抗感」を言語化する一方で、1年半も取得を見送っていた後悔もお伝えします。
なので、過去の僕と同じように「療育手帳発行への手続きにモヤモヤした感じ」があるご両親に読んでいただきたいですね。
子どもの障害を認めたくない
療育手帳の取得に抵抗感があるのは、親が「子どもの障害を認めたくない」とか「受け入れられない」って部分が少なくないと思います。
めちゃくちゃわかります。表向きは「なんでもない」と装いつつ、正論と感情がぶつかりますよね。
僕もこんな実体験があります。
いわゆる”普通の子”との距離感を体験した人は少なくないと思いますが、チャンスや体験を用意するのも親だと思うんですよね。
得をするのは子ども
親の気持ちに整理がつかないものの、療育手帳を持っていると子どもの好奇心や興味関心の促進などの療育につながります。
ちょっと想像してください。
子どもは動物が好き。親も子供のために、毎週末に家族で出かけたとしましょう。
子どもの望みを叶えたい一方で、家計が苦しいって人は少なくないはず。
でも、いつでも無料で動物園に行けるとしたら、子どもは喜ぶと思いませんか?
療育手帳を調べてみると……
行先を調べないといけませんが、金銭面で恩恵が受けられます。
お金のことばかりで汚いかもしれませんが、とはいえ、結果的に子どもが得をするなら、親の感情を落ち着かせられませんか?
実際、先日神奈川県にある金沢動物園に無料入園してきましたが、放課後等デイサービス「toiro」に通うグループもいました。(緑のゼッケンを着ているので目立つ)
療育手帳を見せると、駐車料金も入場も無料なので、療育施設も活用するんでしょうね。
まとめ 受け入れる勇気
端的にまとめると、療育手帳を持っていると「外出関連で子どもの損失が少なくなる」って話でした。
もちろん親が「障害を受け入れられない」って気持ちはわかります。実際に僕も葛藤はありましたよ。
いつも財布の中身が気になるから、外出がしにくい。とはいえ、いますぐ収入を上げる手がない。子どもが機会損失するのは自分の責任だと思いました。
なので「結局は子どもに一番いい選択肢をあげるのも親のはず」って答えで感情を割り切れましたね。
療育手帳の面談で、事実を突きつけられるかもしれませんが、現在位置が明確になれば、子育ての方向も見えてくるはず。
損得勘定でもいいので、子どもに多くの経験をプレゼントしましょう!
今日はここまでです。
また明日お会いしましょう!
※昨日は子どもたちをおんぶして歩き回ったので筋肉痛がつらい(-_-;)