『意図的にしよう!』(先回り)と(後回り)
(後回り)という言葉をネットの投稿で目にしました。
子どもの失敗経験を大切な学びと捉え、大人が先んじて何でもかんでも手を差し伸べ過ぎない、ことを指しています。
この言葉を知って、私は以下のことを考えました。
「❝価値のある❞(先回り)と単なる(先回り)の違い」です。
授業をしていると、生徒が授業者の狙いと違う反応や行動をしてしまうことがありますよね。
#手遊びや 、授業と関係ない雑談など
20代の頃の私は、注意や叱るという手段でそれをおさめてしまっていました。#反省するばかりです。
しかし、その本質的な原因は生徒ではなく、短く・わかりやすい説明や指示ができなかった❝自分自身❞にあると30代の頃から考えられるようになりました。
つまり、
生徒の反応や理解をきちんと(先回り)して考え、明瞭端的な展開や指示を出せばその生徒指導は回避できるよ!
ということです。
無用な生徒指導を生まないように、説明の仕方をよく練って(先回り)をする。
子どもに❝失敗→改善❞という経験や学びを積ませるために、グッとこらえて(後回り)をする。
このように、指導者が頭を使って『意図的にする』(先回り)と(後回り)はとても重要だと思うのです。
結論
思いつきや、反射的に声をかけるような(先回り)はダメ!
そういうものこそ、(後回り)に徹した方がよい!