人生証券取引所(おとなり大学シーズン3)
おとなり大学Season3第7回(通算37回)のまとめ。おとなり大学を実施後に、その日に話してもらった約90分の内容について振り返り、どんな話題だったのか、あらましを伝えます。
7月の実施から、報告ブログを1か月サボっちゃいましたね。自分が発表者を務めると「まとめ面倒くさいなー、今忙しいなー」が勝ってしまうという。写真も音声もとってないので、素材だけでザクっとまとめます!
▼おとなり大学とは?
今回はオリジナルのトークゲームを作って持って行き、参加者の方と遊びました。
「人生証券取引所」と名付けた、なぞのコミュニケーションゲーム。お金のデザインっぽいイラストを生成AIでつくりました。
このゲームは与えられたお題について「自分の人生はどうだったかなー」と振り返ってもらい、そのお題を表す「度合い」を折れ線グラフで描いてもらうという遊びです。
例えば「趣味の充実」みたいなお題で、過去5年間と今後2年間の予想値の範囲で、その充実度0〜100%を折れ線グラフにしてもらいます。
時間軸の幅は、メンバーで合意できれば何でもあり。横軸の1目盛りが1か月でも1年でも10年でもかまいません。
で、線を描いたグラフは伏せてもらった状態で、参加者が互いに「あの人は去年バイク買ったとか言ってたから、どんどん充実度が増してるんじゃない?」とか、予想を立てながら、参加者の中の誰かの「銘柄」を購入します。
最後にみんなでグラフを発表して、そのグラフの上下で儲かる人や損する人がいて、一番かせいだ人はだれだ!みたいなゲームです。基本的には、グラフが上昇する人を当てると、当てた人も当てられた人も儲かる仕組みにしています。
ゲームは「当事者研究」の分野に、過去の幸福度を折れ線グラフに表現してみるというワークショップがあることを知ったのがきっかけです。いろんな観点で人生をグラフにしてみる、それ自体が面白そうだなと感じ、思いつきでガッとつくりました。
ゲーム体験の中心になるのは、グラフの発表後の対話。その人のグラフが上下した理由を聞いて、普段は聞かない過去話や将来の展望に驚いたり、するどい予測をした人の名推理を讃えたりして盛り上がる。そんな感じです。
荒削りに形をドンと作ったので、今後、折を見て、ブラッシュアップしてみようかと思います。参加したみなさんありがとうございました!