【小説】三大「感染症」作品を紹介する【ノベルゲーム】
私はゲームで感染症を学びました
完全なネタバレの内容となっているので、これまでプレイしていない方や読んでいない方は見ないことをオススメする。
1.428 〜封鎖された渋谷で〜
今流行っている感染症は、『2類相当』となっているが、この作品は、『一類感染症』をテーマにしたストーリーとなっている。
私はこの作品が発売された10年後、2018年にプレイしたのだが、その2年後にこんな事態になるとは思いもしなかった。
登場人物のキャストで一番有名な人は、雛形あきこさんの夫、天野浩成さんだろうか。電波少年世代の方ならご存知、懸賞生活で名を馳せたなすびさんも出演されている。
2.リング
リングといえば、多くの人はテレビから出てくる貞子をイメージするが、元々は、『天然痘』をテーマにした作品である。
天然痘は根絶したと言われているが、ロシアなどが天然痘ウイルス株を保有している、と噂されている。
ほとんどの人は映像作品を見て盛り上がっていたが、私は映像が怖くて原作の小説を読んだ。リング・らせん・ループの三部作、どれもとても面白かった。
ループの少し後に映画『マトリックス』が放映されたのだが、今振り返ると仮想世界モノの走りだった気がする。
3.かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄
正直な話、上の2つを書きたかっただけで、『三大○○』にするため苦し紛れにこの作品を選んだ。
殺意が伝染するというサブストーリーがあるのだが、感染症というより寄生虫がテーマとなっている。
あまりに残酷な描写だったので、画面を見ず、ただひたすらボタンを押すことしか出来なかった。
「かまいたちの夜2」は、1と違って、謎を解決するというより、ホラーやグロテイストが大きい作品なので、そういうのが好きな方には楽しめる作品である。
さいごに
昨今はこのような状況だから学ぶ機会が多いが、これまでの義務教育において、また社会に出てからも、感染症を学ぶことなんてほとんどなかった。
ゲームを敵対視する人たちが多いが、感染症の恐ろしさを私は、「428 〜封鎖された渋谷で〜」で学んだ。
学校で学ばないことを学べるのが、サブカルチャーの良さだと私は思っている。
なんでも規制すればいいってもんではないことを、特に高齢の権力者たちには理解してほしいものだ。
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