【嚙んで砕こう】Sow?Swine?豚を指す英単語、知ってます?
どうもこんにちは、水島ひらいちの八重です。
さて先日、犬の名称が様々あるという記事を書かせていただきました。
ご好評につき(?)、今度は我々の大好きな『豚』についての英単語を紹介いたします!
…え?そんなに好きじゃない?
ぶーぶー言うな!
今回も英英辞典の内容と共に紹介してまいります。
(ケンブリッジ英英辞典の内容・画像を引用しました)
Pig
a farm or wild animal with pink, brown, or black skin, short legs, and a snout
(ピンクや茶、黒の肌を持ち、脚が短く平たい鼻を持っている家畜・または野生の動物)
これぞ豚!っていう定義ですね。
英語では意地汚い人のことを指すのに"pig"が使われるみたいです。
日本では太った人を揶揄して言うらしいですが、英語では「よく食べる人」という定義に留まっています。
(画像がとにかく可愛い)
Hog
(UK) a male pig with its sexual organs removed, kept for its meat
(イギリス:生殖器を切除された雄の豚で、食肉用に飼育されるもの)
「生殖器を切除される」という言い方がちょっとアレですが、要するに家畜化されることを差しています。皆さんが生姜焼きとかスタミナ丼とかで美味しく召し上がっているのはHogです。
ちなみに食肉になったものはPorkといいますが、
Sow
an adult female pig
(大人の雌の豚)
詳しく調べてみたところ、54.4kg以上の豚が一般的に大人の豚という扱いになるようです。先ほどのHogも同じように、54.4㎏以上のものを指しているようですね。豚のイラストを見ると可愛いものばかりですが、このサイズ感になるとガチのブタです。ガチブタ。写真も見てみてください、ガチブタです。
Boar
a male pig kept for breeding on a farm, or a type of wild pig
(農園で繁殖のために飼育される豚、または野生の豚)
日本では猪という名称で通っているこちらの単語。
イノシシというのがなぜこのような日本名になったのか調べたところ、「シシ」という言葉が元々「肉とか獣」を指す言葉らしく(肉の訓読みが「しし」ですもんね)、鳴き声が「ウィ」であったから「ウィのシシ」ということらしいです。
まさかのウィノシシ。
この命名規則で行くと…野生のヤギはメノシシ、野生のネズミはチュノシシ、野生の牛はモノシシですね。
Swine
a pig (豚)
辞書によると、単語の文字数より定義の文字数の方が少ないです…笑
実は私がこの記事を書くきっかけになったのはこのSwineという単語でした。Swine Flu(豚インフルエンザ)という単語があり、まったく聞きなれない言葉で気になったため調べたところ、ここに行きつきました。
ちなみに昔はPigよりもSwineがよく使われていたようです。
Piglet
a baby pig
(豚の赤ちゃん)
特に説明は不要ですが、くまのプーさんに登場する『ピグレット』はこういう意味ですね。-let(縮小辞)を付けることで赤ちゃんであることを指します。写真が可愛すぎるので載せます。
Family Suidae
こちらは辞書には意味が載っていなかったのですが、pigやswineなどを学術的に表すとこうなるみたいです。
いわば学名の『イノシシ科』。豚はイノシシに属されるようです。
今回も色んな単語を覚えることができました。
実はポピュラーな動物でも、それを指す単語がたくさんあるというのは脳汁がすごく出る分野ですね!
水島ひらいちは毎週金曜日に『嚙んで砕こう英単語』という訳の分からない記事を執筆しています。他の記事はこちらをご覧ください。
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