さよなら、おネコ
どうも、どうも。
昨日は人生二回目の部分麻酔をして検査をしてきました。
ちなみに、一度目は歯医者さんでの麻酔でした。
今回は気管支鏡検査っていうやつなんですけどね。
本当、辛かった。
胃カメラみたいなやつを口からいれていくんですけど、その前に液体の麻酔を口に入れられるんですよ。
いや~、検査なのにかなりデンジャーな感じでした。
そんな検査をしに行く前、近所の神社へお参りに行ってきました。
本日の検査があること、何事もなく終わりますように、とお願いをしました。
こちらの神社、割と近くなのでサクッと散歩したい時にはちょくちょく来るんです。
帰り道の角に八百屋さんがあるんですけど、その八百屋さんを見るとおネコ(私が猫に勝手につけた名前)の事を思い出すんです。
おネコとの出会いは昨年の夏、夜散歩を始めたのがきっかけだった。
暑い夏の夜、猫に会えるのはとても癒しになっていた。
運動不足解消に始めた夜散歩だったけど、散歩に行く理由は猫に会いたいという気持ちがかなり強かった。
おネコは割と自由に外を歩き回る猫らしく、夜散歩に出かければ常に猫に会える訳ではなかったが、散歩の大きな楽しみとなっていた。
散歩の度に会えればラッキー。でも、秋に近づくにつれおネコに会える頻度が減っていったように思える。
その時は単におネコと私たちのタイミングが合わなかっただけだと思っていた。
そして、夏が終わり過ごしやすくなってきたと思ったらめっきりおネコに会えなくなった。
だいぶタイミング合わないな~
毎回八百屋さんまでの道のりをワクワクしながら歩いて、おネコに会えないとガッカリして帰る事が多くなった。
これだけ会えないのって、もしかして・・・・
あまり考えたくない事だったけど、八百屋さんのいつもおネコが乗っていた台の近くに貼ってあった張り紙の事を思い出していた。
この猫は高齢なので、エサをあげないで下さい。
原文ではないけど、要約するとこんな事が書かれていた。
おネコ、いなくなってしまったのかも・・・・
そんな不穏な考えがよぎったけど、一方、寒くなってきたから家の中にいるのかもしれない、とも思った。
そうして、また新しい年がきて夏のはじまりみたいな時期に私は何となく散歩がてら神社へお参りをした帰り道、八百屋さんをふとみた。
ちょうど買い物に来ていた犬を連れたお客さんにお店の人がこんな事を言っているのが聞こえた。
「かわいい犬だねぇ~。また何か飼いたいんだけどねぇ~」
通り際に聞こえたので正確ではないと思うけど、この会話を聞いておネコはもういないんだと思った。
もしかして、夜に家の人以外から餌をもらっていたせいなのかな・・・・
でも、元々高齢の猫だったから寿命だったのかもしれない。
たくさんの人に可愛がられて美味しい餌をもらっていたおネコ。
それはそれで幸せだったのかもしれない。
でも、個人的にはもう少し元気な姿で触らせてもらいたかったと思う。
あ~ぁ、いつもの台に乗ってくつろいでいるおネコにもう一度会いたかったな~。
ありがとう、おネコ。