いやしかし日記
ここのところ、家飲み禁止という原理原則が崩れています。それもこれも、近所にまいばすけっとが出来てしまったからなのです。家の近所に酒がビッシリ入った大型冷蔵庫があるようなものなのです。便利すぎる事によってモラルが低下して、人生の質が劣化していくのです。恐ろしい。スーパーの出店は人の人生も狂わせてしまうのです。本当に恐ろしいものです。
そもそもなぜ家飲みを禁止したのかと言いますと、お腹周りの肉を減らさないと胃酸が逆流して来たからです。でも、筋トレをすればするほど、腹筋を鍛えれば鍛えるほど、腹部が締め付けられて胃酸が逆流して来るのです。だから、筋トレをすればするほどお腹周りの肉を減らしていかないとダメなのです。いや、筋トレをすればするほどお腹周りの肉も減っていくんですが、これはもうハクビシン、いやアナグマ、いやテン、いやフェレット、いやイタチごっこなのです。
さらに、私は筋トレをしたことをXに書くことで自分を鼓舞しているんですが、本当は心底やりたくないんです。ツラいんです。もうイスの座面と肛門が癒着してるレベルでやりたくないんです。イスの座面の中心に返しの付いた棒状のものが出ていて、それが私の肛門の中に入っていて、返しが利いて抜けないイメージです。あ、こういう具体的なイメージはいらないですかね?
そのぐらい筋トレをやりたくないんですが、「筋トレしたら酒飲んでいい」というインセンティブを与えるだけで、棒状のものが無くなるんです。この棒状のシステムはそういう仕組みになっているのです。
そして私は自分をダマして筋トレをします。ゼーハーゼーハーが落ち着いたタイミングでまいばすけっとに行って酒を買い、家に帰って飲むのです。
滝に打たれる荒行をした修行者が、上下ミチコロンドンのスウェットに着替えて、そのまま鳥貴族に行くようなものです。「オマエ、さっきまでの荒行、どんな気持ちでやってた?」と聞きたくなるあり様なのです。さっき滝に打たれながら唱えていた念仏は何だったのか?「荒行の帰りに鳥貴族に行くような奴らは明日から部活に来なくていい」と、ハイボールのメガジョッキを手にした顧問に、しゃっくりをされながら言われてしまうのです。
筋トレと言っても自宅筋トレなので大した事はありません。ジムに行っている人から見たら「運動」ぐらいのメニューだと思います。
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