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メンバーシップ『映画の部屋』始めました
メンバーシップを始めてみました。ワタナベアニさんの「写真の部屋」のマネをして「映画の部屋」というタイトルのメンバーシップです。
いやしかし!
「メンバーシップってな〜に???」という感じで始めたので、試運転をしながらになると思います。「完璧に準備してからやる!」という姿勢がいかにダメなことかは、経験上十分に知っているので、見切り発車でもとりあえず始めてみたのです。
たぶん、今まで定期購読マガジンで書いてきた映画に関する記事を全てこっちの「映画の部屋」で書くことになると思います。私は映画監督というプロフィールでnoteを運用しているくせに、映画に関する投稿が少なすぎるんですよね。私自身、十分に、ほとほと「詐欺」の自覚を持っております。
なぜ私があまり映画に関する投稿をしないかと言いますと、私自身が外様の自覚があるからです。要するに映画の王道の人間ではないからです。そういう引け目はずっとありますね。私が何を言ってもそれは映画の本質ではないんじゃなかろうかという意識は強く持っています。
いやしかし!(2回目)
映画の専門的な教育を受けていない引け目がある一方で、映画の専門的な教育を受けているにも関わらず、それを活かしきれずに活躍出来てない人もいっぱいいますし、専門教育を受けてしまった事によって萎縮したり硬直化してしまう人もいます。
私は武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科というところで、グラフィックデザインの専門教育を受けていますが、だからと言って第一線で活躍しているグラフィックデザイナーではありませんし、専門教育を受けているからと言って専門教育を受けてない人より秀でてるとも思いません。
じゃ、いっか。てへ!
ということで、映画について語ってしまおうと思っているのです。
もっと言うならば、映画の専門教育を受けていないにも関わらず、私ほどいろいろな映画祭に行っている日本人も少ないと思うのですよ。世界の主要な映画祭の70%ぐらいに行ってるかも知れません。「短編映画だから量産できるぜ!」を武器に映画祭に行きまくりました。
カンヌ、ベルリン、ベネチア、ロカルノ、ロッテルダム、サンダンスなどなど。あと、死ぬまでに作品が選ばれたい映画祭は、サンセバスチャンと釜山と東京ですかね。映画祭ではないですけど、あとはアカデミー賞。もはや登山家が七大陸の最高峰に登りたいのと同じようなイメージです。
映画祭について軽口が叩けるのは、私が映画人じゃないからだと思います。映画人だったら「貴様!映画祭を狙う前にシャシンを撮れ!」と言われてしまいますからね。日本の映画人は厳しいのです。
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