130: カタカナ学習にポケモンが最強かもしれない
昨日は、13歳と8歳のレッスンがありました。
13歳の生徒 Aくんは、中華圏の中学生。
8歳の生徒Tちゃんは、東南アジア某国の小学生。
Aくんはその国の環境もあり、既に3カ国話せます。
Tちゃんはもうすぐ日本へ引っ越しするため、日本語レッスンを受けてくれています。ちなみに、Tちゃんのご両親も私の生徒さんです…!笑 彼女は8歳だけど、既に2ヶ国語話せます。日本語は3ヶ国語目。
二人とも、ポケモンが大好きという情報は本人からとご両親から聞いていました。Aくんは先日からカタカナに入りました。Tちゃんは既にカタカナをお父さんから教えてもらっていましたが、カナカナの後半がまだ苦手なようです。
昨日、ふとポケモンのキャラクターの名前ってほぼカタカナだから、大好きなポケモンと一緒に覚えたらいいかも・・・とやってみたら、食いつきが良かったし、Aくんは初見でもあっさり読めるようになりました。はやかった。あっという間でした。
カタカナを読む練習にポケモン、最強。もちろん、ポケモン好きに限る。
カタカナ練習にポケモンでQuizletも作ったので、宿題に出しました。
4年ぶりにレッスンでポケモンがまわってきた。
先日のnoteで書きましたが、私のはじめての日本語レッスンはアメリカ人の小学生で、ポケモンの絵描き歌から始まりました。
あれから4年、ポケモンが久しぶりにまわってきました。
私のはじめての日本語レッスンの生徒さんは2人姉弟で、
お姉ちゃんはひらがなと日本語会話は基本的にできるけど、弟くんの方は日本語会話も、ひらがなとカタカナの文字学習も拒否反応がありました。補習校にも通っていたそうです。
そこで、ポケモンが好きだというので、ポケモンから始まったのです。
カタカナから始めてもいいのでは?
依頼主である、お母様(私の英語の先生)の希望が「文字は読めるようになってほしい」でした。当時の私の考えは、何も日本の学校に通うわけではないので、ひらがなから教えなくてもいいのではないか。そして、ポケモンのキャラクターを使って、カタカナから始めてもいいのではないか?でした。(今も、この考えはあります。)
それくらい、彼は文字に対しての拒否感があったのです
その旨を伝えてカタカナ学習がスタートする予定でしたが、途中からお姉ちゃんだけのレッスンになりました。
そしてレッスンはスケジュールを合わせるのが難しくなってきたので半年で終わってしまいましたが、今でも記憶に残っている生徒さんの2人です。
いつか、また日本語をやりたいという時が来たら、その時に何か関われればいいなぁと思っています。
昨日、ポケモンでカタカナ練習が始まった生徒さんたちの習得をまた観察していこうと思います。
日本語学習者にとって、カタカナってすごくすごーーーーく読むのが難しいんです。
英語と日本語のカタカナ表記の外来語って、音が違いますもんね・・・。
生徒さんの何気ない一言でカタカナの音のパターンを分析したこともあります。その時、探しても答えを見つけれなかったのです。おそらく研究されている方もいらっしゃると思うのですが、当時探せれませんでした。
でもこれはまだ終わっていないので、今年は誰かとこのことについて話してみたいです。
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