その時あなたは何してた?: 1997年 サッカー日本代表W杯初出場決定
Z世代の方にとっては、物心ついた頃からサッカー日本代表はW杯に出場するのが当り前だったのでしょうが、じーじ達の昭和人の時代は違ったのです。。。
1997年の新語流行語大賞は、「失楽園」受賞者は、渡辺淳一と黒木瞳でした。
主な出来事は、神戸連続児童殺傷事件、ナホトカ号、重油流出事故、ポケモンブーム、たまごっちが大ヒット、クローンひつじ「ドリー」誕生、ペルー日本大使公邸、占拠事件終結、香港返還、ダイアナヒが事故死、山一證券経営破綻、COP3京都会議で京都議定書が採択などでした。
じーじは、環境をテーマにした「気候変動問題の盲点」や「みんなで地球を助けよう!」をnoteしてきたので1997年の代表トピックをCOP3京都会議にしようかとも考えましたが、これにしました。
1997年:「サッカー日本代表ワールドカップ初出場決定」
「日本、日本・・・」と国の名前を大声で叫ぶ応援には一体感が生まれます。いいものですよね。本当に感動的な初出場決定でした。
そこには、予選途中で加茂監督を解任、そして「非情な決断」が下せる岡田監督の起用というサッカー協会のファインプレーがありました。
初戦のウズベキスタン戦は、三浦知良選手の4ゴールを奪う活躍などで6対3の快勝でした。
しかし、続くUAE戦をスコアレスドローで終えると、第3戦の韓国戦は、先制しながら終了間際に立て続けに2ゴールを奪われて、ライバル国に屈辱の逆転負けとなりました。
3戦を終えて勝ち点4にとどまり、韓国、UAEに次いで3位でした。
第4戦のカザフスタン戦でも、1対0で迎えた後半アディショナルタイムに失点し、1対1の引き分け。首位韓国との勝ち点差は7に広がり、首位通過は絶望的となりました。
窮地に立たされた日本は、ここで決断を下しました。加茂監督を解任し、岡田武史ヘッドコーチを監督に昇格させたのです。
しかし、1週間に満たない準備期間で迎えた第5戦のウズベキスタン戦1対1の引き分け。10月26日に国立競技場で、2位UAEとの直接対決を迎えた日本代表にとって、まさに運命の一戦でした。
開始3分、日本は、ロペスワグナー選手のゴールで幸先よく先制。しかし、前半のうちに追いつかれると、後半のチャンスをモノにできず、結局1対1で痛恨の引き分けに終わりました。
UAEとの勝点差1は変わりませんでしたが、3位から浮上できませんでした。一方、この試合の結果、韓国の首位が決定し、韓国のワールドカップ・フランス大会出場が決まりました。
日本が、ワールドカップ出場を果たすには、グループ2位となり、プレーオフを勝ち抜くしか選択肢がなくなりました。
後のなくなった日本は、続く韓国とのアウェイマッチを2対0で勝利し、ウズベキスタンと引き分けたUAEをかわして、2位に浮上すると、最終戦でカザフスタンを5対1で撃破しました。
最終成績3勝1敗4分け、勝ち点13で韓国についで2位を確保しました。
グループ2位同士で争われたアジア第3代表決定戦相手は、イラン代表に決まり、11月26日にマレーシアのジョホールバルで決戦が行われました。
試合は、両者の意地がぶつかり合う正に激戦となりました。
前半39分、中山雅史選手のゴールで日本が先制するも後半立ち上がりに、アジジ選手にゴールを奪われて同点。
意気消沈した日本は、59分に相手のエース ダエイ選手に逆転ゴールを許し、1対2とリードを許しました。
ワールドカップ出場が遠のいたかと思われましたが、ここから見事な反発力を見せました。
カギを握ったのは、岡田武史監督の積極采配でした。
63分に、中山選手と三浦知良選手に代えて、城彰二選手とロペス選手を投入。
すると76分、中田英寿選手のクロスを城選手が頭で合わせて同点。
2対2の同点で迎えた延長戦では、頭からスピードに優れた岡野雅行選手がピッチに立ちました。
岡野選手は何度もチャンスを迎えましたが、なかなかゴールは生まれませんでした。
当時の延長戦は、ゴールデンゴール方式が採用されており、先に1点を取れば勝利できる状況でした。
しかし、その1点は遠いものでした。
このままPK戦に突入するかと思われた118分、ドリブルで持ち上がった中田選手が、左足でミドルシュート、ゴールキーパーが弾いたボールに詰めたのは、岡野選手でした。「ゴーーール!」、日本のワールドカップ初出場が決まった瞬間でした。
日本中で大きな歓声が上がった瞬間ではなかったでしょうか?記憶に残る素晴らしいゲームでした。
後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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