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【じーじは見た!】 後編:岸田首相の経済財政諮問会議を覗いてみた⁉
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉
さて、今回はややお疲れ気味の岸田首相が議長を務める「経済財政諮問会議」で何が論じられてきたのかを覗いています⁉
本編は後編です。前編から読んでいただくと話が繋がります。
✅気候変動対応を成長戦略に⁉
第3回、第4回会合のテーマを確認しておくと次のとおりです。
第3回のテーマ
(1)マクロ経済運営、脱炭素社会に向けて
(2)経済・財政一体改革の重点課題
第4回のテーマ
(1)地方活性化
(2)経済・財政一体改革(社会保障)
第3回のテーマ「脱炭素社会に向けて」のテーマどおり気候変動対応を成長戦略につなげていかなくてはいけないのですが、国民が政府を信用していないことが問題です。
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1971年当時は日本が100のエネルギーでやれることを、米国は200のエネルギーを使う非効率な国でした。リッター4~5kmのアメ車に代表されるように湯水の如くエネルギーを使う国でした。
日本は戦後2度にわたるオイルショックに耐えて、企業ムラの中で改善、改善の積み重ねで80年代までは産業競争力は高かったのです。
そんな世界一のエネルギー効率だった日本が、いつの間にかエネルギーを湯水のごとく使う米国にですら追い付かれそうになり、英国やドイツには既に抜き去られて、フランスと肩を並べているのが現状です。
そんな中でも日本人の意識は「変わりたくない」で一貫しています。
年寄り昭和人が牛耳る社会は既得権益の破壊を何より恐れて成長を拒絶する社会なのです。
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湯水のようにエネルギーを使ってきた米国がグリーンボンドでエネルギー転換に動いています。
✅謙虚に欧米に学ぶ⁉
日本の単年度主義の弊害が顕著です。単年度の予算は長期視点でのお金の使い方に向かわせず、既得権益保護にばかりお金が使われている今の問題を浮き彫りにしています。
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日本も長期的な国家予算の使い方を国会で議論すべき時期に来ているというか、何故欧米に学ばないのか、不思議でなりません。
✅やっぱり「人への投資」が大事⁉
既に見えている未来として非常に確かなのが人口動態、特に生産年齢人口の減少ということです。
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生産年齢人口は6000万人を切ってくる⁉
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これからの20年で70歳までは働かなくてならない社会になります。
社会保障給付費の対GDP比は、1989年の10.5%から23.8~24.0%へ高まります。そうすると予算の使い方が更に大事になります。
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上記も重要な人への投資の切り口だと思います。
給付だけでなく、どうやって日本を立て直していくのか?
「地方を元気にする政策」が必要だと思いますよ。
✅どんな切り口で地方を元気にしていくのか?
「デジタル田園都市構想を通じた地方創生」が提案されています。
じーじも大賛成です。これからの時代、Z世代には「農業」「林業」に変革をもたらせてほしいです。
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DXとは無縁だった農業、このままでいいのですか?
若い人が農業にチャレンジしやすくするために、年中無休で働いても働いても収入が安定しない不安定な自営農業ではなく、育休をもらえるようなある程度の規模の企業が支える農業にしていきませんか?
そして林業は、もっと地球温暖化を止める樹木のCO2吸収源としての効果に経済価値を持たせる日本が世界の手本になる制度設計を進めませんか?
▼じーじは、戦後頑張って日本の森林を再生してきた皆さんの努力を台無しにしないように伐採した後の林地が再生されるようにしていきたいと思っています。植林地が減少している日本は情けないのです。
日本が大切にしてきた里山文化を今こそ世界に発信するビジネスモデルに変えてくれる若い世代に託したいのです。
今回は1~4回の経済財政諮問会議の議論内容を見てきました。
会議は既に7回実施されまとめに入っています。まとめ資料になるのが「経済財政運営と改革の基本方針 2022(仮称)」です。
これが閣議決定されればマスコミもきっと話題にするでしょう。
もしもマスコミ論調が「新しい資本主義」を「分配ファースト」と岸田首相は最初言っていたじゃないかという「言った・言わない」にこだわって「トーンダウン」と決めつける単純な解説だったら、機会を見つけて続報をお届けしますね。
週末に小難しい話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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▼じーじの原点はこのシリーズでした。
▼Z世代応援団のじーじをよろしくお願いします。