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【じーじは見た!】 プラスチックスマートのWEBサイト知ってる?
環境省のホームペジからこんなWEBサイトを見つけちゃいました。
✅こんなWEBサイトがありました
小泉さんがプラスチックスマートのWEBサイトについて語っていましたが、残念ながら動画は削除となりました。
私は、こんなサイトがあるのは知りませんでした。
サイトを確認したのは、5月22日なのですが、これも脱炭素ポータルと同じで、最新情報が2021年3月28日で打ち止めになっていました。
予算の変わり目なので、新年度は、予算が決まって、このサイト運営会社を入札で決めてから、運営を開始するといった、お役所手続きが必要なんだろうなあ❓❔
これでは、人気のサイトにはならないし、予算を使ったのにコストパフォーマンスはどうなんだろうか?と思ってしまいます。
✅ちゃんと教材にしてくれているじゃない
「環境白書」を教科書として使ったらいいんじゃないの?と思っていたところ、サイト内の情報を注意して見てみると、小・中・高生向けに「海洋プラゴミ問題」を題材にした教材がありました👇
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高校生用の教材は、全37頁のPDFがダウンロードできます。
小中学生用教材(小学校5年生~中学校3年生)は、全18頁です。
ちゃんとあるじゃない。
この教材を使って、教材にはない情報を子供たちに調べさせて、ディスカッションする授業を先生が上手に進めれば、素晴らしい授業になりそうです。
(先生)「日本は、ペットボトルを分別回収しているのを知っている人」
(生徒)「はーい」(全員)
(先生)「では、そのペットボトルは、どうなっているか知っている人」
(生徒)「古紙のように再生利用されているのじゃないですか?」
(先生)「資源として自分の国で再生すればいいのですが、自分の国では使えないので、日本は海外にゴミを輸出しているのです。だから、そのゴミがまわりまわって、海外から日本に漂着しているのですよ。知っていましたか?」
(生徒)「日本からはゴミを引き取らないと中国から通告されて、ペットボトルの在庫がたまりすぎているという話を親がしていました。」
(先生)「私たちは、どう行動すべきなのでしょうか?」
✅何故レジ袋が有料化されたのか?
海洋ゴミ問題では、いつも中国が悪者にされてきました。
下の表を見てください。
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よくマスコミにも出てくるのが左のデータで、2010年の推計値です。
中国から海洋に流れている(捨てられている)プラスチックゴミが353万トンもある、ダメな中国、優秀な日本(6万トン)という論調です。
ここで日本人は思考停止に陥ってしまって、島国根性で、自分たちは優秀だと勘違いしてしまうのです。
右の表は、日本のプラスチックゴミの輸出先別の輸出数量推移です。
そうなんです。私たちは、プラスチックゴミを分別回収はするけれど、それを再利用できないので、中国へゴミを輸出していたのです。
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プラスチックゴミに殺されるウミガメの写真を見せられて、右の表を示さずに左の表の数字だけを見せられて「中国けしからん」と、日本からだけでなくヨーロッパからも言われたら、中国は怒りますよね。
✅中国がプラごみを引き取ってくれなくなった
「お前らのゴミを輸入して処分してやっていたのに、よく言うわ😡😡」
2018年から中国政府がプラゴミの輸入を制限したものだから、日本から中国へのゴミの輸出量は74.9万トンから4.6万トンに激減しました。日本だけでなく、ヨーロッパ勢も困ったことになりました。
ヨーロッパでも置き場に困るほどのプラゴミ問題は、「プラスチックを減らさなくてはならない」「使うなら再生利用しなくてはならない」とリサイクルの優等生「紙」を見習う必要性に迫られたのです。
そうした流れの中で取られた施策が「レジ袋」の有料化です。
レジ袋自体は、プラゴミ全体では大した量ではありませんが、プラゴミ問題を国民が知る上で、非常に重要な施策でした。
知っていました?そんな背景を❓❔
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