本気サークルトークwtih熱海康太さん ー中庸は「中途半端」ではなく、「本気と冷静をいったりきたりできること」
ハッとさせられる言葉
成功にとらわれるな、成長にとらわれろ(本田圭佑さんの言葉)
いつの間にか、お金とか立場とか、そんなことばっかり考えてしまう悪い癖@いわたつです。
音楽をずっとやっていて、「それって金になるの?」とよく聞かれました。
金になるか、の基準だけで考えるのは、辞めたいのに、なかなかその癖が抜けません。
ありがたいことに、出演依頼をいただいたりすることもあります。そんな時は「おお、これが音楽で仕事するってことか」と思いながら、自分のこれまでの足跡に目を向けます。これは、「お金がいくらか?」ということには全く目がいっておらず、
「これまで関わってくれた人のおかげで、この仕事できたな」
「今日までたくさん練習してきたな」
「地元で演奏ができるって素晴らしいな」
「ありがたいチャンスをもらったな」
などと思い、感慨深かったです。子どもたち、保護者の方、同僚、友達に見守られがら、ゲストだったので、2時間のうちの20分程度でしたが、大きなステージで演奏させてもらえた時には「成長やそこまでのプロセス」をみていたんだな、と思い出しました。なんや、自分できていたんだな。
それよりもさらに成長に目を向けたいなと、熱海先生との話で思いました。あの時アツく関わってくれていた人たち、元気かな。
と、最近ではブログにオンラインセミナーに、インタビューに自分の仕事と、
教員と演奏活動、という2019年までの活動の様子とガラッと変わってしまいましたが、今は今で楽しいです。
2020年から始めた、この活動もまだまだ道半ば、ということですね。じっくり取り組みます。
「人生は『より』で見れば悲劇、『ひき』で見れば喜劇」
Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.
は、チャップリンの言葉だそうですが
大事なことは、喜劇にするための努力を怠らないこと、と西野さんもいってましたね。
「中庸」は生き方だが、ぶっ飛んでいないと「中庸」にはなれない
熱海さんは、折に触れて「中庸」という言葉や、その立ち位置を思い出させてくれます。
そんな熱海さんにいわたつからの質問
「熱海さんも、ぶっ飛んだことをする時はありますか?」
もうちょっときれいな言葉で聞きたかったんですけどね、適当な言葉が見つからなかったんです(笑)
でも、熱海さんがクスッとしてくださったので、結果オーライでしょうか?
この質問に、熱海さんからこんな答えが返ってきました。
退勤してからも家で本を書くような人ですから、多分ぶっ飛んでますよね(笑)車で出勤する時に、全力で歌ったりもします(おそらくミスチル)。怒っている時は、自分に思いっきり怒ることを許していたりもしますしね。こうやって、いろいろな軸に自分のせてみなて、本気になって振り切ってみないと、本気の部分の自分は分からないですしね。
・・・・・・・そうか
中庸って、全部中途半端って言う意味ではないのか。全力でやってみて、どこが自分にとって良さそうなところかを探る、ってことなんですね。
もしかしたら、「本当に一回本気になった人にしか分からない」ものが「中庸」なのかもと。
すぐに価値を決めずに『〇〇している自分を許す』
これはやりすぎてはまずいな
ちょっとこのくらいで辞めとこう
これは悪いことだな
いろんな場合がありますが、僕はいろんなことを「まあこのあたりにしておくか」とよく思います。いわゆる、全部割と中途半端。
1回全力でぶっ飛んでもいいんじゃないの?
と、自分のことを許してみたいな。と思いました。
子どもたち同士が喧嘩をした時、怒りがすぐにはおさまらない子がいます。
どうする?今すぐ許せないってこともあると思うからさ、許せるときになったら言ってくれてもいいよ。
などと話をすることもあります。学校から下校する時までには、許せるように落ち着いてくれていなければ、ちょっと困ったりもしますが(笑)
許せないことを怒ると、人間に起こってあたり前の「感情」自体を否定することになります。心の動きが少ない人って、実はあんまり面白くなかった離するし、本当に心が動かなくなるってある意味危険。
いい意味で、心を動かしたということは、子どもの学びにもなるのではないでしょうか?
そういった意味で、私たちが「お仕事をする」ときに、「感情が動かなくなったら面白くなくなる」と思いませんか?
キャリア教育について、熱海さんたちと話をしていたときのこと
キャリア教育は仕事の教育で、「こんな仕事があるよ」と紹介することもあるが、「生き方の部分」があって、そこに注目することも大事だと思います。
人が働いている、という事実から「自分の生き方と対話する」こと。自分はどんなことに興味を持つんだろうか?どんな人の役に立てたら幸せだと思うのだろうか?
体験させてもらった仕事に、自分がどう言う感覚を持って取り組んだのか?働く人だって、その人の生活があって、仕事だけがその人の暮らしではないことを知るのも、キャリアを考える、というものの中身には含まれると思います。
やっぱり、人と語るって面白くて、これからも人の話を聞いていきたいと思う、いわたつでした。
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