自立依存症
普通の不調なのかビョーキの余波なのか
判断できないことが増えてきた
動き出してもいい合図なのかもしれない
近頃やけに自立のことを考える
とにかく焦らないでと言われているけど
自立するということは
自分の足で立つということでもあるけれど
誰の手も一切借りず
自分の力だけで生きることではないわけで
たくさんの人に
たくさんの場所に
たくさんの記憶に
たくさんの希望に
依存して生きていくということなのだろう
だけどまだ
たくさんの人と
たくさんの場所と
関わりをもつのは予想以上に疲れるから
たくさんの記憶を
たくさんの希望を
何度でも繰り返し思い返して思い描いて
依存できる場所を
探して 見つけて 作り出して 信じて
少しずつだけれど自立へつながる何かを
点と点を繋ぐ線のように
明日へ架ける橋のように
広さ深さの程度をコントロールしながら
自立するための依存先を増やしていこう
そんなことばかり考えている