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大島てるさんと会ったあとにつけびの村

今、noteで記録を作るんじゃないかというくらいバズっているのが、「つけびの村」だ。

2話までは無料なので、ぜひ読んで欲しい!

noteの人もこうツイートしてる!

グーグルのストリートビューで見ると、まだつけびの張り紙が見られるのが、また怖い。これが現実に起こったことだと突きつけられるから。

続々と課金する人がいる。その様子はぜひ、ツイッターで「つけびの村」を検索して頂けると、どれだけ凄い反響かわかる。

これが書籍なら、間違いなく今年ナンバーワンに推すと思う。

こんなホラー小説が書きたいと思っていたものにとっては、圧倒的な事実への敗北感を感じる。

でも、諦めずに書きたいと思うけどね。

つい先日、私は大島てるさんと、この「つけびの村」の話をしたばかりだ。

大島さんと福岡の縁といえば、彼が最強の事故物件に選んだ地が北九州ということだろう。

そして、そこはオカルトの間では有名な場所。残穢にも関係してくる、まさに最恐スポットなのだ。

大島さんが、当時は大量に人が死んだといえば、あそこだったという。

でも、あの後、事態は変わった。

去年、大島でも宮崎でも大量殺人はあった。

そして、その前の年となるの座間の9遺体事件だ。

もちろん、この「つけびの村」の事件についても話した。

私は山岸涼子の「負の暗示」以来、津山30人殺しが主体になった本をあびるほど読んだ。

だから、この「つけびの村」がどんなにドンピシャだったか……。

とにかく、最初から最後の一行までホント凄い。(語彙力)

噂話しか娯楽のない田舎のひどさが、じっくり煮詰まっている。

そして、田舎の常識が非常識であることも、よくよくあぶり出している。

そうだよ。そんな場面、よく見てきた。

だから、永久保さんの漫画の解説で、

「ひとしれず、人を殺してきたんじゃないか」

って話に大きく頷いたもん。

娯楽が人の悪口ってのは、首振り人形のように頷いたわ。

田舎に移住を考えてる人には一読して欲しい。

ちなみに許可が出たので書けるけど、大島てるさんの本に載っていると書いた友達のお兄さん(上記、事故物件に住んでみた!作者)の話。その友達とは児童文学作家の草野さんだ。兄弟で本を出してるって凄い。

4月、彼女とはまた岩崎書店さんの受賞パーティで再会できる予定だ。

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