
私とクジラと春桜
※追々々々々記あり
おととい、福岡の苅田港にクジラが出たというニュース見ました!
お若い方はご存知ないかもしれませんが、昔は給食にクジラの竜田あげが出たものです。でも今はクジラ肉を食べたことないという人もいるでしょうね。
私がシナリオライターとして会社で働いていた頃、近くの大名にはクジラ肉がランチに出るところがあり、何度か食べにいってました。ソルベ状で美味しかったです。
さて、去年、私は友達が主催するクジラの会に参加しました。クジラの話を聞いて、その後クジラを食べるという主旨です。
お話してくれたのは南平洋の鯨類捕獲調査団団長の石川創さん!
あのシーシェパードともやりあったとか。すげー!
※追々記:雑誌の表紙でポール・ワトソンとやり合ってるのがあるらしいけど、探しきれなかった
今は下関鯨類研究所にいらっしゃって、定期的に鯨の講話してます。また聞きにいかなきゃ。下関までだって行きたい!私きっかけで、角打ち仲間が下関角打ちツアーと組み合わせて聞きに行ったみたいです。
あ、私、角打ち文化研究会にも入っているんです。
それが縁で書いた怪談「角打ちでのこと」が福澤徹三賞を頂いて、この本に載ってるんですね。
講話の後はクジラ料理!
※追々々々記:ここね。
おいしゅうございました。
ここで私は石川さんに、近所にくじら小学校というのがあるんですよという話をしたら、興味を持ってくれました。
全国にそういう通称の学校があるそうなんですよ。つまりクジラが獲れたら、学校が立つんすよ!
鯨一匹で三浦潤う
と言ったはず
※追々々記:農村の村に対して、漁村の浦なんですよ。ムラとウラ。素敵!
※追々々々々記:しかも、石田創さんの奥様はムラの本を出している。旦那さんはウラで奥さんはムラで活躍だ!
で、いつものように(交流会ではちょくちょくコレ聞きます)
鯨にまつわる怪談はありませんか?
と、聞いたら鯨のイイねた仕入れました!いつか作品にしたいっす!
実は、すでに鯨の怪談を私は書いています。
第一回みちのく怪談コンテストで書いた「船井くんちの風呂」です。
これ、大好きな高橋克彦先生のベスト作品20に選ばれました。
素晴らしい評を頂いております。
ベスト20に選ばれたので、こちらの本に収録されています。
みちのく怪談コンテストでは第二回で東北怪談同盟賞も頂きました。それはこちらに収録されています。
で、私、後で気づいたんですが、昔、福岡県の平尾というところに住んでまして、そこも鯨がらみだったんですよ。
平尾って、クジラの平たい尾が見えてたからついた土地名らしい。昔はあそこから海、見えてたんだ。
※追記:平尾のことを教えてくれたのは、ファナティック読書会に来てくれてた方。しかも、そのとき私が紹介したのは、鯨統一郎の「邪馬台国はどこですか?」ってできすぎじゃないですか!
実は鯨の肉は博多よりも東京の方が店は多いと聞きます。今度、東京でもクジラ肉食べてみよ~。
ちなみに私がいつも激オシするゴールデンカムイでは、アイヌのクジラ漁が出てきます!