【風呂酒日和51-2】 酒場 ヤマゴヤ

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

吉野湯を楽しみ切った私はとろける体でぽてぽてと歩きながらGoogleマップを開く。

Googleマップの営業時間が21時までになっていてちょっと焦りながらも「マンボーの名残」であることを願いながら向かう。
毎回こういう情報もかえていかなきゃいけないの、大変だよなぁ。

お、明かりがついてる。
中にお客さんもいるし大丈夫そう。よかった。
カラカラと扉を開けると、奥の厨房からいらっしゃいませーと明るい声が聞こえた。

お兄さんに一人ですと告げるとカウンターに促される。一番はじっこをゲット。若めに見えるがこのお兄さんが店長さんだろうか。

おしぼりを持ってきてくれたお姉さんに飲み物を聞かれ瓶ビールを頼む。
キリンラガー中瓶。

テーブル席にはカップルが1組と5人のおじさんたちとおばさんが1人の6人組。どんな関係だろう、楽しそうな笑い声が響く愉快なテーブル席だ。
ボトルがいっぱいあるから常連さんかな。