【風呂酒日和50-2】 居酒屋 ええやん

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

湯〜ゆランドを出た私。
要町の方から歩いてきたが、帰りは椎名町の方に進んでみる。

椎名町って面白い。
なんだか懐かしいというか下町感のある昔ながらな空気と、ちょっとハイカラっぽくておしとやか、小綺麗な空気が混在している気がする。

なんて思いながら今日もGoogle マップでお目当ての店を探す。
ほうほう。なかなか美味しそうなお店や面白そうなお店がある。

商店街っぽい道はほどほどに明るかったものの、一本入ると急に暗かったりもしてちょっとこわい。
お、赤い看板が見えた。目星をつけていた「ええやん」。ここだ。
なんか、思ってたのと違う看板。

和食系のはずだが...大丈夫だろうか。
とりあえず電気が付いてるし、いいかと思って入ってみる。

「いらっしゃい」

坊主(スキンヘッド？)に赤チェックのシャツを着たちょっと強面の店主がカウンターの中から答える。

「あ、えーと...1人、入れますか？」

「どうぞどうぞ。」

店内はカウンターが数席と、テーブル席もあるにはあるが普段はあまり使っていない模様。
すでに3人カウンターには先客がいた。
そして、店の至るところにギターが並んでいて、お酒のラックにエフェクターも一緒に積まれている。
なんか、すごい...。