ギルティ女史の憂鬱
プラダを着ない悪魔、改めギルティ女史は今日も猛スピードで何かをこなしている。
↑まとめたマガジンをつくりました↑
そして私はと言えば、相変わらず「あなたはコピーを取ることもできないの?」と呆れられるような日々を送っていた。
コピー機の使い方がわからずおろおろしていたわけではない。
「これコピーして。」と言われてコピーを取り、彼女に渡して、何も言われない時もあれば、彼女が溜息をつく時もあった。
私にはその違いがわからなかった。
いつも同じようにコピーを取って、間違えることなく書類を渡している。
何度目かの "コピー" のあと、彼女はきっと、あーこの子にはここまで説明してやらなきゃわからないのね。と諦めたようでちょっといらっしゃいと私に言った。
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