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今年の4本目

今年の4本目、EVERYBODY'S FINE、観ました。

親にとっての子どもは、いつまで経っても子どもなのだ、といいます。でも、親にとってそうであっても、子どもの方は、あの頃の自分ではありません。

あの頃の自分ではない自分を受け入れて、ごまかして、暮らしています。相変わらず「いつまで経っても子どもは子ども」と接してくる親は、だから、ウザい。

アメリカ版東京物語」といえなくもない映画で、子どもたちとの再会の旅を経て父親は、「子どもには子どもの暮らしがある」と知り、そして思います。

「問題を抱えていても、思いどおりの人生でなくても、昔のように食卓を囲める家族でありさえすればいい」。国を問わず、家族とは面倒臭く愛しい存在です。

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皮膜
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