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日本で

日本で最も美しい港町といわれる鞆の浦は、龍馬ゆかりの地とも聞きます。海援隊を乗せた「いろは丸」がこの地で紀州徳川藩の船と衝突・沈没しました。

国際法を持ち出して大藩の船の操縦ミスを糾弾した彼は、「船を沈めたその償いは金を取らずに国を取る」とキャンペーンソングまで作って世論に訴えました。

結局、紀州藩は、7万両を賠償しました。けれど最近の調査では、被害額の算定に当たって龍馬が主張した積載品は、かなり水増しされていた、とか。

食わせ者。それも彼の魅力のようです。ついでに、鞆の浦の商魂も見習いたい。龍馬ゆかりの地という割には、この地での滞在は、たった4日間といいます。


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皮膜
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