根本が『陽』である必要性、コード感のあるベースライン
ベースは基本単音でありますが、4ビートも単音を1小節に4回弾くわけだが、ギターで言うところのコードではない。
でも違うと思う、というか、それは違う。
ベースでもコード感はしっかり出さないといけないのだ。
4ビートの場合、4個のチョイスをシーンによって正しくチョイスすることでコード感がでる。
当たり前だが基本はコードトーン(またはスケール上の音)からチョイス、そして3.5度は基本入れるけど、自分は無意識に最後の4個目の音はクロマチックの音も入れている。
この無意識は大事だし運がよかったのか、昔から勝手に身体に染み付いていた。さらにゴーストも染み付いていたので比較的に自分の4ビートはルート音をしっかり1音目にいれた、全体的に『陽』である気がする。頑固一徹、余計なことはせず、『引き立て役』に徹する。
大泉洋の『挽きたて〜♪挽きたて〜♪』だ。
陽と陰は、メジャー、マイナーとかの話ではなく、個性というか、その人となりというか、本来ベーシストとしてあるべき姿を基本としている意味合い。
『陽』なチョイスを基本としているスタイル。
ただ簡単なセッションの場でも4ビートが、『ラインがちょっとわかりにくい』ってベーシストが沢山いて、
単純に純粋な初心者はしょうがないけど、敢えて『陰』なチョイスを基本とする人が沢山いる気がする。
ルート音を第一音に毎回入れる事が退屈?ダサい?と思い込んでいるのか、結構な頻度でルートを外してくる人がいる気がする。それを勝手にオシャレと思い込んでいるのか。。。
ルートだけの話でなく、1と3に外れたコードトーンを入れる奴。際どいクロマチック?という解釈なのか??
違うだろ、だし、正直他の人に迷惑だよね。
『陰』はたまに、が程よいのだ。
たまにそこの顔を出すから『オシャレ』なんじゃないの?
『陽』は基本あるべきスタイル、本来の役割を果たす
『陰』はオシャレ、主張、自己満、、、適度に!使いすぎは禁物。
というのを意識して自分は4ビートは弾いてます。
ちなみにゴーストノートは『陽』と『陰』の真ん中、『ガイド』『スパイス』的な存在と思っている。
あれ?ちょっとあの人、リズムがちょっと危険だなっていうテーマやソロの人への『ガイド』や、スウィングさせる『スパイス』。
ただ、やりすぎは禁物で、やる過ぎた途端に『陰』へと顔を変えてしまうだろう。
結局なんだかんだ、『主張はほどほど』に、、、
その主張で曲が良くなるならば、盛り上げるならば必要だが、不必要な主張はいらない。
自己主張が強い人はソロの時だけ暴れてよ、って感じぃ〜。
まあソロがカッコ良い人は大概、他の部分では『陽』だよね。全体で音楽を作るって事が分かっている人達。
記事投稿:アライサン