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『上村春樹』〜池袋ホテル住まい文豪(かみむらはるき)令和を生きる。

『上村春樹』〜池袋ホテル住まい文豪(かみむらはるき)令和を生きる。

金曜日、花金、そしてスタジオからの夜デニ。
そう、池袋は夜のデニーズが意外と空いていてダベる場所としては最高の空間なのだ。
アライサンもクドーサンもそれを知ってからは定期的に訪れるようになった。
先日はそのデニーズに巨匠、いや文豪の『上村春樹』が居たのだ。(村上ではない、かみむらだ。)
※以降、ややかこしいので春樹と記載することにする
ちなみに学がないアライサンとクドーサンは村上春樹氏の作品には触

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太田、現るっ…!

太田、現るっ…!

前にちらっと記事にした太田(ふとだ)
アライサンと夜散歩した時に作った架空の人物。

僕らの中ではあの倍マックを発案した人だ。
食べる事がなにより大好きだけどクズ。
見た目はカイジに出てくる安藤。
そんな彼は今、迎賓館裏門の夜間警備をしているはずだった。(設定上は)

そんな太田さんが僕の住んでる近くのマックにいたのだ。
その日、久々にマックでもやっちゃうか!て気分だった。
倍マックにでもしてやろ

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元マック店員『太田』さん。いまは迎賓館裏門あたりの詰め所の夜間警備員

元マック店員『太田』さん。いまは迎賓館裏門あたりの詰め所の夜間警備員

赤坂周辺をクドーサンと歩いているとき、
『マックの店員でめちゃくちゃ太ったやつが倍マックのシステムを考えたに違いない』という話題から、それは『太田』(ふとだ)って奴だろうな。
そう、今日は彼を紹介したい。

彼はいつも両手にハンバーガーを持って食べる。
とにかく沢山食べたいのだ。ハンバーガーが好きでマックに就職したし、好きだからとにかく真面目に働いていたので赤坂店の店長や赤坂エリアマネージャーから

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クドーサンは意外と目算が甘い

クドーサンは意外と目算が甘い

散歩仲間、街巡り仲間、珈琲仲間、演奏仲間、まあシンプルに気の合う数少ない友人のクドーサン。

気の合うというのは、ある程度年齢いく友人の間にはすごく大事なこと。合う合わないってすごく大事なことで結局友人とはそこが大事。

そんな友人、クドーサンは意外と目算を誤る人間だ。
先日の爆食マック&たこ焼き祭りの際に、食とともに肝心の水分をコンビニで買う時のことだった。

すでに蕎麦御膳を食べ、珈琲とケーキ

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マスクと小林タケル

マスクと小林タケル

最近小林タケルネタがなんとなく僕ら二人で流行ってたのでタケル氏の話題をしようと思う。

タケル氏とコロナ禍とマスクについて対談した時のタケル氏の持論はこうだった。タケル氏は意外にもこちらが出した飲物を飲む時だけマスクを外し、対談中は基本マスクをしていた。その振る舞い、佇まいは着ているスーツが高級なせいもあってジェントルマンに見えた。
いや、もはやキングスマンか。

(対談)
タケル氏『マスクはね、

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キューティー●カヤマという男

キューティー●カヤマという男

一度は踏みとどまったが、この男の全貌を公開したい。
語弊はあるが半分事実、半分盛っていると思ってくれて構わない。

実在するキューティー●カヤマ、もちろん本名は知らない。

彼と会ったのは何年も前だろう。何人かのグループでオフ会的な案件で出会った。
第一印象は『冴えない好青年』と言えば聞こえがいいのでそう表現したい。
ただ、悪意があるとしたら『不潔そうなとっつぁん坊や』だ。
お世辞にもイケメンとは

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コバヤシタケルという人間

コバヤシタケルという人間

コバヤシタケル54歳。
彼の人生は波瀾万丈だ。

幼い時に父親を亡くし、女手ひとつで育てられた。
決して裕福とはいえないが不幸せと感じた事はなかった。

24歳の頃、ベンチャー企業を立ち上げた。
豊洲のオフィスビルの小さな会社からコバヤシタケルは歩き出す。

はじめに職業を問うと彼はこう答えた。

ー 仕事も色々やってるし肩書きも色々ある。まあしいていうなら今は不動産のコンサルフィー

と。

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