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快適な睡眠姿勢で肩こり改善!枕の高さで変わる首の健康

こんにちは!ひなた整体院の小島です。このブログはあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。

前回は、枕に柔軟に対応できる身体づくりについてお話しさせていただきました。今回は、その続きとして、特に肩こりと枕の関係について詳しくお伝えしていきます。

なぜ枕の高さが重要なのか

実は、肩こりに悩む方の多くが、自分に合っていない枕を使用しています。わたしの整体院に来られる患者さんの約7割が、枕の高さを調整するだけで首や肩の不快感が改善されているんです。

特に重要なのは、あなたの寝る姿勢に合わせて枕の高さを選ぶこと。仰向けで寝ることが多い方と横向きで寝る方では、最適な枕の高さが大きく異なります。

仰向けで寝る方への枕選び

仰向けで寝る方には、比較的低めの枕をお勧めしています。その理由は、首のアーチを自然に保つためです。

高すぎる枕を使うと、以下のような問題が起こります:

  • アゴが引けて下を向いてしまい、首に負担がかかる

  • 首の後ろが伸びすぎて、筋肉が緊張する

  • 肩甲骨周辺に余計な力が入ってしまう

理想的な高さは、首のカーブを優しく支え、頭部が自然な位置に収まる高さです。一般的な目安として、仰向けの場合は5-7cm程度の低めの枕がベストとされています。

横向きで寝る方の場合

一方、横向きで寝ることが多い方には、やや高めの枕をお勧めします。これには明確な理由があります。

横向きで寝ると、肩の厚みの分だけ頭が下がってしまいます。この状態で低い枕を使うと:

  • 首が横に曲がった状態が続く

  • 肩の血行が悪くなる

  • 首や肩の筋肉に過度な負担がかかる

これを防ぐために、肩の厚みを考慮した高さ(一般的に10-12cm程度)が必要になります。この高さがあることで、脊椎が水平に保たれ、首への負担が軽減されるんです。

実際の改善例:Aさんの場合

42歳の女性Aさんは、長年の肩こりに悩まされていました。問診の中で、横向きで寝ることが多いのに低めの枕を使っていることが分かりました。

枕の高さを調整するため、以下の方法を実践していただきました:

  1. バスタオルを3つ折りにして既存の枕の下に敷く

  2. 1週間かけて少しずつ高さを調整

  3. 肩幅に合わせて微調整を行う

その結果、約2週間で朝の首のこわばりが軽減。1ヶ月後には慢性的な肩こりも改善に向かいました。

自分に合う枕の見つけ方

ご自身の枕が合っているか確認する簡単な方法をお伝えします:

  1. 仰向けで寝た時:

  • アゴが引けて下を向いていないか

  • 首の後ろに違和感がないか

  • 肩に余計な力が入っていないか

  1. 横向きで寝た時:

  • 首が横に曲がっていないか

  • 肩が痛くないか

  • 腕のしびれがないか

これらのチェックポイントで一つでも該当する項目があれば、調整が必要かもしれません。

まずは簡単な調整から始めましょう

すぐに新しい枕を購入する必要はありません。まずは現在お使いの枕で、以下のような調整を試してみてください:

仰向けで寝る方:

  • 高さを調整できる枕ならば中身を少し出して調整する

  • バスタオルを折って微調整する

横向きで寝る方:

  • バスタオルを枕の下に入れて高さを出す

  • 肩の部分に小さなクッションを入れる

このような小さな調整から始めて、徐々に自分に合った高さを見つけていくことをお勧めします。

最後に

快適な睡眠姿勢は、肩こり改善の大きな一歩となります。ぜひ今夜から、ご自身の寝姿勢と枕の高さを意識してみてください。

毎日の小さな調整が、大きな変化を生み出します。あなたも、ぴったりの枕で快適な睡眠を手に入れてみませんか?

次回は、ご自宅にあるバスタオル2枚で作る万能整体枕の作り方をお伝えします。毎日寝る前10分間使うだけでその日の疲れをリセットできますよ。
お楽しみに♬

何か気になることがございましたら、コメント欄でお気軽にご質問ください。みなさまの健康的な毎日のために、わたしにできることをお手伝いさせていただきます。

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