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日向ぼっこの季節
こんばんは。
いきなり冬のような寒さになりましたね。
ついつい猫背になります。
友のお宅の愛猫ちゃんが今年に入って虹の橋を渡りました。
今でも悲しみがワッと襲ってくることが多く、たまらなくなった時に、よくLINEをしてきます。
よく分かる、
だから私は聞く事に徹します。
私の場合、
猫が旅立って一週間、ご飯か食べられなかったし、
掃除機で毎日吸い取っても吸い取っても、どこからかフワッと猫の毛が空を彷徨っていたし、
そのうち部屋の猫毛が無くなっていっても、衣替えの時にセーターを出したなら、毛糸に猫の毛が埋まっていて、その白くて細い猫毛を親指と人差し指で挟んでジッと眺めてたら、鼻の奥がツーンとして逢いたくてしかたなくなっていたし。
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ある日、友を励ましながら気づきが生まれました。
「私、友と話す時、頭の中では、旅立つ前数日の弱った猫の姿ばかりを思い出しているんだ」
虹の橋へ見届けてからは、
具合が悪くなってからの猫だけの思い出で約一年過ごしてきたんだと気づいたのです。
〜罪悪感〜
もっと早く救急に入ったら、猫の苦しい時間は少なかったはず。
「私だ、躊躇したのがいけなかったんだ。」
友もそうでした。
猫ちゃんの長い闘病生活を見守って過ごしていましたが、自分が仮眠をしている間に猫ちゃんが息をするのを止めました。
「私が寝てしまったからいけなかったんだ。」
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うちの猫は、ほぼ16年間獣医さん要らずで過ごし、旅立つ前、1日半ほど苦しい時間を過ごさせてしまったけれど、18歳と5ヶ月で旅立つ前までは、毎日が穏やかな愛しい時間だったのに…
ごめん、あなたが旅立ってからは、あなたの辛い姿だけを見つめて毎日を過ごしてた。
それから、
猫を思い出して涙が溢れ始めたなら、お茶目な猫の姿を頭の中に描くのに集中しました。
一緒に日向ぼっこをした幸せこの上ない時間の思い出で頭をいっぱいにする。
姿がなくなった今も、益々可愛くて仕方ない。
平成は、あなたと過ごした幸せな時間。
だから
ありがとう。
ありがとうしかないのだよ。
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冬。
日向ぼっこの季節。
窓から陽の光が部屋の床に思い切り背伸びしてきてくれるから、今年は私が「猫」になり、日向ぼっこしてみるね。