公募・コンテスト応募歴_124戦2勝122敗
今回は、SS、短編、長編含めて柴野が5年間で送った小説の公募やコンテストの戦歴を公開しようと思います。(2024年10月28日現在)
タイトルの通り、記録をつけ始めた2020年から現在までの約5年で、124戦を終えてきました。ネトコン、ノベル大賞、あたらよ文学賞、妄想コンテスト、小説現代長編新人賞…etc.
(同じ作品を別の場所に応募しているものも含んでいるので、作品が124本あるわけではありません)
124戦のうち勝数と数えられる、つまり選考落ちしなかったのはたったの2本だけ。残りの122戦分は全て選考落ちです。
選考落ちの内訳(122回)
まず、落選したものの内、少しでも選考が進んだ回数。
一次通過、二次落選 4回
二次通過、三次落選 1回
最終選考落選 3回
もう一歩の作品入り 2回
惜しかった作品入り 1回
そして、橋にも棒にもかからなかったのが、111回。
えぐいです。記録をつける前にも数度の応募はあるので、実際は更に多いのです。
選考通過の内訳(2回)
なんとか選考落ちせずに名前が載った作品は二つだけ
・地面の下で彼女は微笑む
・流星の徒花
せっかくなので、ちょろっと背景を書きます。
執筆応援キャンペーン「涙」
2024年初めに応募したこちらで「地面の下で彼女は微笑む」という短編作品が佳作入りしました。
執筆応援キャンペーンとは、小説投稿サイトのエブリスタで定期的に開催されているイベントで、毎回お題が提示されます。受賞したら書籍化確約というものではありません。
佳作を受賞と呼ぶのが正しいのかわかりませんが、とりあえず選考落ちせずに最後まで名前が残った初めての作品でした。この時点で落選歴は81回。ようやく歴を食い止めることのできた、記念の作品になりました。
ライト文芸大賞
同年、こちらも小説投稿サイトのアルファポリスで毎年開催されているライト文芸大賞で、長編作品の「流星の徒花」が奨励賞入りしました。
こちらは最終選考に残った作品を全て奨励賞として発表されているので、結構な数の作品が毎回入るのですが…公式が仰っているのでカウントしてよいのでしょう!多分!
ライト文芸大賞は、この年を合わせて3年間で13本を送っていました。そして12本が落選。もう無理だ~と思っていたので、嬉しかったです。
年次ごとの内訳_応募沼
お次は、自分が年にどれだけ応募をしているか改めて集計しました。
2020年 4件
2021年 16件
2022年 18件
2023年 30件
2024年 61件(現在選考中の5件含む)
近年の増加具合がすごいです。というのも、自分が沼にはまった気がします。
なぜ私が公募やコンテストに応募を続けているのかというと、以下の二つの理由が考えられます。
・書籍化したいから(小説を仕事にしたいから)
・一つの目標になるから
一つ目の書籍化したいからは単純に、小説でお金をもらう小説家になりたいから。これは好きなことを仕事にしたいという理由や、もっと多くの人に自分の作品を読んでほしいという気持ちからかもしれません。
二つ目の一つの目標になるからというのは、小説を創作していると、なぜ書いているのか分からなくなったりするためです。最初は完全なる趣味でした(今もですが…)。ただ闇雲に書くだけでなく、第三者に認められたい、より優れたものを書きたいという気持ちが出てきて、そこに都合よく位置づけられているのが公募やコンテストの入賞・受賞でした。自分の実力を測りたい、試したい、よくいえば向上心で受賞を狙うようになりました。
ただ最近ではその理由が逆転し、結果にストレスを感じているところがあるので、よくないなぁと感じています。書くことを楽しく続けるのを第一にしたいので、付き合い方をもう一度よく考える必要がありそうです。
勝率を上げるには?
今後、白星を増やすためにどうするかを考えてみます。小説のクオリティを上げる以外に、個人的な意見を二つ挙げます。
1,作品を送る場所を決めて研究をする
応募する公募やコンテストの研究をするのは、公募に挑んでいる方なら当たり前のことでしょう。それが私はあまりできていません。というのも、書いている内に気になる新たなコンテストがぼろぼろ出てくるからです。あちらに浮気して、結局出したいこちらの応募期限に合わなかったことがあります。
過去の受賞作やレーベルカラーから傾向を研究して、賞に合ったものを書くことを課題にします。過去の戦歴を見ても、目標を定めて書いたものほど通過率が良いような気がします。
2,書ける分野を増やす
恥ずかしながら、私は未だに自分の得意なジャンルが分かりません。比較的、青春ものかなとは思いますが、正直あまり読んでいないのです。ですが私の作品の中では割と読まれている方なので(人気ジャンルというだけかもしれませんが)、続けていこうと思います。
書けるものが多いほど、出せる公募や引き出しが増えて有利になると思い、その他のジャンルにも積極的に手を伸ばしています。とはいえ、ホラー、SF、ローファンタジーあたりで、苦手意識の強い歴史やミステリはまだ未開拓なのですが…。色んなジャンルの作品を一定のクオリティを持って仕上げられるように、チャレンジするのが目標です。
予想以上に長くなってしまいました💦
最後に、この記事を読んでくださった方には、諦めなければ報われるとか、いつか夢は叶うとかそういう言葉じゃなくて、下には下がいるといいたいです笑 3桁の応募を繰り返す諦めの悪いアマチュアを見て、何かしら安心してくれると幸いです。多くの人は、こんなに落ちなくても結果が残せると思います!w
もしコメントなどがあれば書いていってくださると嬉しいです。
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