#80【子育て】目標はローマ字で検索できるようになること
「 夏休みまでに自分で検索できるようになるわ」
小学2年生の息子が、私に向かって宣言しました。
わが家ではYouTube動画を一日30分見ることを許しています。
学童から帰ると軽くおやつを食べてからパソコンを立ち上げ、キッチンタイマーを30分にセットして動画を見るのがお決まりになっています。
あえてスマホではなくパソコンを使って視聴するのは、なるべくパソコンに触れさせる機会を作りたいという、親である私のエゴです。
一時期、ICT教育に興味を持ち、関連本を何冊も読んでいたのですが、その中で日本の子ども達は、日常的にスマホやタブレットを使っているものの、パソコンの使用率だけは各国に比べて低いというデータが紹介されていました。
スマホやタブレットは、コンテンツを消費することに適した端末、一方でパソコンはコンテンツを生みだすのに適した端末とも言えます。
要はスマホやタブレットで、ゲームなどのコンテンツを消費するだけで、パソコンを使って学んだり、作り手に回る経験が日本の子ども達は少ないってことです。
※近い内容の記事を見つけたので貼っておきます。2020年の記事です。
2020年に、文部科学省のGIGAスクール構想 (全国の児童・生徒1人に1台の端末と高速ネットワークの整備) が始まって、状況もだいぶ変わってきていると思いますが… ( この構想自体にも賛否両論あるようですね )
私個人としては、子ども達が適切な距離感を保ってパソコンに触れることで、将来的にデジタルツールに「使われる・搾取される側」ではなく「使いこなす側」に回るきっかけになればと願っています。
そんなわけで、息子が年長さんになった頃から、「パソコンのスイッチの入れ方」「マウスの基本的な操作」「検索する言葉によって検索結果が変わること」などを少しずつ教えてきたのですが、ローマ字がまだ分からないので、検索をかける時には私が手伝う必要がありました。
ですが、私が手を離せない作業をしていると、数分待たなければいけないこともあり、息子としてはこの時間がもったいなく感じたようです。
自分で検索できるようになれば、私を待たなくても済みます。
私「検索するにはローマ字がわからないといけないけど、勉強するの?」
息子「うん、大丈夫。」
とモチベーションたっぷり。しめたしめた。
( 実は音声入力で検索できることは秘密にしておきます)
なにせ、自発的にローマ字とタイピングを学習できるチャンスですから、まずは以前購入して途中で放り投げてしまった「ポケモン図鑑ドリル アルファベット・ローマ字」を引っ張り出し、同時並行で、ゲーム感覚でタイピングが練習できる無料サイトを利用して、練習を再開していきます。
自分から頑張りたいと言い出したので、その成果が出ても出なくても、それを見守っていきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました