図書館をぶらぶらすると、自分の興味・関心が分かる
先日、久しぶりに市内の図書館を一人ではしごしてきました 。
私の住んでいる地域には、合計6つの市営図書館があり、今回はその内の2か所を訪ねました。
本が好きなので、館内をぶらぶらしているだけでいい気分転換になります。
普段図書館を利用する時は、子ども達と一緒に絵本や児童書を借りてくることが多く、館内をゆっくり回る余裕はありません。
と言いつつも、気づくと興味を引かれるままにふらっと本棚に向かってしまい、子ども達から
「勝手にいなくならないで!」
と怒られることもあるのですが…。
図書館ではいろいろなイベントもやっていて、今月も博物館の職員さんが出張で子ども向けの化学実験 & 工作をやってくれました。
飛び入り参加したのですが、なかなか面白かったですね。
クオリティの高いイベントを無料で行ってくれる公共施設は本当にありがたいです。
さて、ちょっと脱線してしまいましたが…
図書館や書店を巡る時におもしろいと思うのは、その時の自分の興味・関心があぶり出されることです。
今回の自分で言えば、普段はあまり見ることのないファッション誌やワードローブに関する書籍がどうも気になりました。
そういえば、最近急に寒くなってきて、セーターや冬用のボトムスを衣類ケースから引っ張り出してきたものの、 なんとなくしっくりこない感じがしていました。
去年は普通に活躍していた服たちです。
今年も必要だと思ったからとっておいたのに、なぜか違和感を覚えました。
でも、もともとファッションへの優先順位が低い私には、すぐにでも解決しなければいけない問題には思えず、
「多少しっくりこなくたって去年も着ていたし、ひどく痛んでいるわけでもないから、いいんじゃない?」
くらいに捉えていました。
洋服を買い換えたいとかワードローブを見直したいと思っていたわけではないのに、心の奥底では、気がかりだったのでしょう。
久々に着こなしに関する本とファッション誌を借りてきました。
今回は ファッションでしたが、なぜか自己啓発書ばかりが気になってしまう時もあれば、インテリアに関する本ばかりが目に入ってくる時もあります。
脳には、RAS (網様体賦活系) といって、自分の興味・関心のある情報を無意識にインプットするシステムがあるそうです。
このシステムの作用によって、自分 (妻) が妊娠すると、急に街で妊婦さんを見かけることが増えたり、自分が欲しい車と同じ車種ばかりとすれ違ったりします。
もちろん、妊婦さんや特定の車種が急に増えるわけではなく、自分がそれらを選択的に認識しているだけなのですが。
私の場合はもともと本が好きなこともあり図書館を巡っていると、RASが活性化してくるのかもしれません。
自分の奥深くにある興味・関心が本を選ばせているなら、その欲求に従って本を借りてみるのもまた楽しいものです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。