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収穫体験 in 新潟、実りの秋をたっぷり感じる

夫の故郷である新潟に帰省してきました。

目的は祖父母に孫の顔をみせること、それから祖父が作っている新米コシヒカリを破格のお値段で分けてもらうことです。

お米は郵送してもうらうこともできますが、重さがあるので送料がばかにならず、だったら帰省も兼ねて直接とりに行ってしまおう!というのが毎年恒例になっています。
今はお米が高くなっていますから、本当に助かります。
じいちゃん、ありがとう!

夫の実家ではお米以外にも、様々なお野菜をつくっているため、この日は畑で収穫のお手伝いをしました。

ますば、さつまいもから。

予め、祖父が周りの蔓(つる)を切って取り除いておいてくれたので、収穫がラクです。手でぐんぐんと掘り進めていきます。


立派な「紅はるか」が籠いっぱいに採れました!この量でも、畑のごく一部。


農家でなければあまり見ない「イモ洗い機」。写真だと分かりにくいですが、下のローラーがコロコロと回転して自動でお芋をきれいにしてくれます。大まかな土を落とすのに便利です。


さつまいもの次は大根です。

こちらも立派に育っていて、収穫しがいがありました。

力を込めて、頑張れ、頑張れ!なかなか抜けないので、パパの助けを借りました。


娘が押しているのは一輪車。バランスを取るのが意外と難しい代物です。娘一人では重すぎるので、お兄ちゃん・パパと一緒に


収穫した大根をしっかり天日干しして、漬け物樽で漬けるとたくあんになります。写真の大根は、漬け物にするには、少し太すぎる気もしますが…。

さらには、敷地内にあるクルミを採集。

公園でどんぐり拾いをして遊ぶことはありますが、拾った木の実が食べられることもあって、子ども達は真剣に木の実を集めます。

これをフライパンで炒って殻をむくと、可食部が出てきます (生でも食べられますが、渋みがあるかも) 。写真のクルミは予め祖父が採集して水できれいに洗い乾燥させておいてくれたもの。

私は新潟に行くまで、クルミの木を直に見たことがなかったのですが、木になっているクルミは仮果と核果に覆われていて、写真に写っている部分は種に当たります。
私たちが普段食べているのは、種の中の「仁(じん)」と言われる部分だそうですよ。


そこらへにあった石の上で、クルミを割ります。とんかちでトントントン…。これがけっこう難しい。苦戦していたけれど、なんとか割れました。

普段はあまりできない体験ができて、子ども達も楽しそう。
まさに実りの秋といった感じでした。

一つだけ気がかりなのは、クルミの木や畑・田んぼを含むこの広大な土地を、誰が引き継ぐのかという問題。

夫を含め子ども達はみな家を出てしまい、新潟には祖父母2人で住んでいるのですが、冬にもなるとメートル単位で雪が積もる豪雪地帯ですから、70歳を過ぎた夫婦にはいずれ管理が難しくなるはずです。

今は結論が出ていないけれど、この豊かな自然をなるべくそのままの形で残していく術を考えているとことです。

帰省した日は快晴。空気もとってもおいしい。新潟はいいところです。


最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


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