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#65【子育て】「親主体」の夏休みの宿題にモヤる

いよいよ、子ども達は夏休みに入りました。

と言っても、我が家は共働きなので、小学2年生の息子は基本的に学童保育に通うことになるのですが。

せっかくの長期休みに、学童に通わせることに一抹の罪悪感を覚えつつも、良いこともあります。

学童保育に通うことで、生活のリズムが崩れず、一定の勉強時間が自動的に確保されることです ( 学童の時間割に「お勉強の時間」が組み込まれている)。

なので、「夏休みのワーク」とか「漢字練習」といった日々コツコツと進めなければならない宿題は、私が干渉する余地もなく、学童のお勉強の時間でこなすことができます。

私がすることと言えば、問題を解いた後のマル付けくらいですね。


問題なのは「ポスター」「読書感想文」といった大物です。

これに関しては、ちょっと思うところがあります。

昨年、始めての夏休みで「読書感想文」が宿題として出されたですが、息子は「読書感想文」がどんなものかさえ、理解できていませんでした。


「読書感想文」がどんなものかをまったくイメージできずにいる小学1年生に、それを書かせる意味が果たしてあるのか?っとモヤっとしましたね。

例えば、これが、

  • どんな題名の本を読みましたか?

  • その本の登場人物をあげてみよう。

  • おもしろかったとこと、心に残った場面はどこですか?

  • お家の人にどんな内容だったか、お話ししてみましょう。


みたいなワークだったら、小学1年生の「宿題」として納得できるのですが 、「読書感想文」は、なんというか難易度が高すぎやしないかい?と思ってしまったんです。


これは、「宿題は基本的に、子ども自身が取り組む課題である」という私の価値観に根差している部分が大きいかもしれません。


結局、去年は私が息子に質問をしながら、本のあらすじを整理し、文章にする内容を抽出し組合せて、なんとかそれらしいものを作り上げました。

ただ、親である私が一生懸命誘導した結果なので、ある意味「私の “小学一年生風” 作文」みたいになってしまって、なんだかなって感じでした。

他の保護者や先生がどう思おうと、自分の価値観に従って、息子が書いたままの(  原稿用紙の使い方も習っていないから、タイトルの下に1マス空けていきなり本文がくる) 作文を提出すればよかったのでしょうか?


これを書きながら気づいたのですが、私は「親のサポートを超えて、親が主体になっている」と感じた時に、モヤっとしているみたいです。


息子がポスターを書く時に、足りない絵具を事前に買いに行ったり、周りが汚れてもいいように床やテーブルに新聞紙を敷いたりすることは、なんの葛藤もなくできます。

これは、息子が宿題に取り組むための「サポート」だと思えるからです。

「読書感想文」の場合は、どこまでが「サポート」で、どこからが「親主体」と感じるのか、私の中で線引きがはっきりしていないから、モヤモヤしているのかもしれません。

今年は、どのようなスタンスで息子の宿題に関わるのか、改めてよく考えてみたいと思います。

皆さんは、子どもの夏休みの宿題、どうしていますか?

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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