小学校の「ボランティア」に初めて参加してみた
小学2年生になる息子の「まちたんけん」の引率ボランティアに参加してきました。
生活科の授業の一環で、自分たちの住む街の施設に出向いて中を見学させてもらい、職員の方に質問をして理解を深めるという内容です。
今まで運動会や授業参観には欠かさず参加してきましたが、ボランティアは少しハードルが高いと感じていました。
絵本の読み聞かせボランティアは定期的に順番が回ってくるため、その度にお休みを取らないといけないし、学習サポートなども一定期間に何日か続けて学校に行かなければならず、仕事をしながらでは難しいと思っていました。
でも、今回の「まちたんけん」の引率ボランティアは単発のイベントなので、「これなら有給を一日取ればできる!」と引き受けることにしました。
結果的には、参加してすごく良かったです。
今回のスケジュールでは学年全体での見学の他に、5人一組のグループになって行動する時間が設けられていました。
予め各グループに保護者1人が割り振られ、施設間の移動や見学時の子ども達の様子を見守ります。
自分の子どものいるグループの引率はできず、別のクラスの子ども達を担当することになったのですが、年々、記憶力が怪しくなっている頭で5人の子供たちの顔と名前を覚え、半日間行動を共にします。
まず新鮮だったのは、息子以外の小学2年生との関わったこと。
当たり前ですが、子ども達それぞれに個性があります。
物怖じせずにどんどん施設の人に質問できる子、責任感を持って班長の役割を全うする子、“はじめまして” の私にも屈託なく色々話してくれる子など、皆それぞれにいいところがあるなと思いました。
他のグループを引率した保護者の中には、子ども達がやんちゃで全然言うことを聞いてくれず「幼稚園の子ども達の方が、お利口だった」という感想を持った方もいらっしゃったようですが… (笑)
最初はちょっと緊張しましたが、とても楽しく過ごせました。
また、普段見る機会のない施設内を見学できたのも良かったです。
今回、給食センターを見学したのですが、直径2mくらいあるのでは?という大きな鍋で、これまた1m以上もある「お玉」や「木べら」を使って調理をしていました。映像では見たことがあったものの、直に見るのは初めて。
大人になると自分の職場や関係施設 (会社) 以外の仕事場を見学する機会ってあまりないのですよね?
単純に勉強になったし、たくさんの働く人によってこの社会は成り立っているということを改めて感じました。
そんなこんなで、思っていた以上に実りのあった小学校のボランティア。
たとえ一日であっても、自分の興味・関心に素直になって、普段と違うことをしてみるって、やっぱり大事だなと思いました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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