【エッセイ】北欧デザインと我が家
私の新居はいわゆる
北欧デザインを多く取り入れている。
元々そういう風にしようと
考えていた訳ではないが
好きなものをかき集めていたら
いつの間にかそうなっていた。
最初は白ベースに
ナチュラルな木の色を入れた
優しい雰囲気にしようと
思っていたのだが結果だいぶ違うものに。
壁紙のベースはグレー
テレビの後ろはアクセントでブルーを
カーテンやソファーもグレーだが
クッションやチェアの座面で
イエローとグリーンの差し色を入れている。
元々アースカラーが好き。
特に黄色は最強。
ハッピーが溢れている。
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家具なんかもだいぶ悩んで選んだ。
結果的に国産の物と北欧の物が入り混じった。
マルニ木工の丸テーブルとチェア(日本)
飛騨産業のチェア(日本)
長野インテリアのチェア(日本)
IDEEのソファとクッション(日本)
アルテックのスツール(フィンランド)
カールハンセン&サンのチェア(デンマーク)
CH23とCH24(いわゆるYチェアというやつ)
小物なんかもいつの間にか北欧の物が増えていた
ittalaのマグカップとか(フィンランド)
George Jensenとか(デンマーク)
北欧の物って丁度良くかわいい。
そして使い心地も良い。
*
我が家のインテリアを考え始めた時に
シンプルだが遊びがあるものにしたい
という想いがあった。
壁紙などの貼り分けは極力減らして
照明もなるべくダウンライトで済ませる。
ただ、一つだけインテリアの核として
取り入れたいと思ったのが
ルイスポールセンの照明だった。
インテリアをかじったことのある人だったら
誰でも知っているのでは無いだろうか。
シンプルでおしゃれ。
明かりの広がり方も綺麗。
光源がどこからも
見えないように作られている。
自宅のインテリアを考えるまで
ルイスポールセンに憧れなんて
無いと思っていたのだが
知らぬ間に心を奪われてしまっていたらしい。
そしてこれも北欧のデンマークの物だ。
どうしてこんなにも
北欧の物に惹かれるのだろう。
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ちょっと調べて見ると
北欧で家具などのデザインが発展したのには
合理的な理由があるようだった。
北欧は緯度が高いので
暗闇に包まれる時間が長い。
そして冬の寒さも厳しい。
だから
家の中での生活をより豊かにしようとした。
その結果
優れたデザインの家具や照明が生まれた
ということらしい。
なるほど納得。
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北欧の家具や小物に囲まれて
今私はとても幸せを感じている。
毎日早く家に帰りたくて仕方がない。
より心地よい家にするために
いろいろ欲しくなってしまってやばい。
今は素敵な絵とラグとキッチンスツールが欲しい。
財布のひもゆるゆる。
でもQOL上げるために必要だから。
うん、必要経費だこれは。