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【なんで?!】怒っているのは、悲しいから…

こんにちは、ひなみ ときあです。

今日は、
怒りの感情
について、お話をしてみようかなと思います。

私は今、小学生の男の子と、
保育園に通う小さな女の子の2人のママなのですが、
毎日毎日、本当に子供(特に小学生)に対して
イライラしてしまうことが多いんですよね。

毎日言っています。
「早くしなさい!」
「なんでできてないの?」
「もうどうして?」


夜に寝かしつけをして寝顔を見ていると、
小学生でもまだまだ小さいんだよなぁ
とか
天使みたいな寝顔なのに、
どうして日中はこうなっちゃうんだろう
とか

その時の気分で、
衝動的に怒りをぶつけてしまった自分に対して、
自己嫌悪に陥っちゃったりして
なんかこの
怒り
って感情は厄介だなぁって思っているんです。


先日、会社でも
アンガーマネジメント
という研修があったので、参加してきたのですが
そこで改めて学んだのが、
怒りの感情の裏には、
別の感情が隠れているっていうこと。
以前、キャリコン資格試験の取得のために
勉強していた時にも学んだことだったので、
この
怒りの感情
について改めて振り返ってみました。


AIでも調べてみると、心理学上
怒り=二次感情 と呼ばれ、
怒りの前に生じる一次感情から派生する感情だ、
と言われています。

怒りそのものは自分の心に
自然に湧き上がってくる感情なんだけれども
その裏には何か不当な扱いを受けたとか、
自分の思いが伝わらない理不尽さがあるとか
変えることができない負の事象、ネガティブな事象に直面したとか

そんな事実を前に自分が感じた
不安とか悲しさ、苦しさ、あとは罪悪感とか焦りとか恐怖とか
そういうマイナスの気持ちが隠れていて、
そのマイナスの感情にとらわれる自分の価値観とか自尊心を守るため
もしくはそういう事象に対しての危機回避という役割で、
怒りという感情が表に出てくる、ということらしいんですね。

そう思って改めて考えてみると、
子供に対して
「早くして!」
「なんで?」
「もーっ!」
って思った時にも
一瞬立ち止まってみると、
自分の思い通りにいかないもどかしさとか悲しみとか、
そこが私の怒りの奥にある一次感情だな
ということに気づいたりするわけなんですね。

じゃあ逆に、
怒りを感じた時にどうしたらいいのか?
というところも、
アンガーマネジメントの研修の時には学んだので、
そちらも少しだけ紹介します。

ポイントは大きく3つあります。

  1. 「怒りの感情がある」ことに気づいてあげること、認めてあげること。まずは自分がちゃんと怒っている、ということに気づいてあげることが大事なんですよね。

  2. 6秒待ってみる。アンガーマネジメントの中では6秒ルール、とよく言われるらしいのですが、6秒ぐらい経つと人間って、その一時的な、突発的な、衝動的な感情っていうのが少し落ち着いていくということらしいんです。その時に裏にある一次感情に目を向けられるようになるとさらに良い、ということらしいんですよね。

  3. じゃあどうしたらいいの?という時に、その一次感情を満たしてあげる何かをするということ。「悲しみ」が一次感情なのであればその悲しみを癒す何かをする。「焦り」が一次感情なのであれば焦らないように一呼吸を置いてゆっくりと行動してみる、みたいな感じかなって理解をしています。

この一次感情を満たすということが直接的にできない場合も、
それを言葉に表す時にとにかく怒っているとか、
なんで?どうして?っていう風に
ぶつけてしまうのではなくて、
私はこういうことに対して悲しく思っているんだよ
とか、
こういうことでママは残念に思っているんだよ
とか、
自分がどう思っているかという
「I(アイ=私)」メッセージで相手に伝えてみる
というのも良いそうです。

これを聞いて、vs子供というと、
ついつい勢いで怒ってしまうということがあるな
と思ったんですけど、その裏にあるのは結構常に
「悲しさ」
なんですよね。
自分の思いが伝わらないとか、
自分が考えていることを相手が理解してくれないとか、
そういうことに対して私は
悲しみ
をよく覚えているということに気づきました。

なので、「怒らない人になる」というのは
難しいことですが、
このアンガーマネジメントの研修で学んだこと、
キャリコンの勉強をしていて学んだことを活かしながら、

まずは怒っているという感情があることを認める。
その裏にある一次感情に目を向ける。
その一次感情を満たしてあげる。
もしくは、アイメッセージを使って
相手に気持ちを伝えてみる。

この3つを、地道かもしれないけど
やってみることが大事だなと思ったので、
皆さんにもシェアしてみました。

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