【暮らす】ゴールのないサッカーをしよう📕モモ:ミヒャエル・エンデ
おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。
「もっと気持ちよく働いて、明日の自分にワクワクしよう!」がコンセプト。
このままでいいのかな〜なんてモヤっとする毎日から、ワクワクする毎日へ。
障害者福祉の現場から、時々ヨガの視点から、生きやすくなるための気づきをお届けしています。
◇ゴールのないサッカーをしよう
今日のテーマは、ゴールのないサッカーについて。
皆様、サッカーをしたことはあるでしょうか。
もしくは、サッカーの試合を見たことはありますか?
その試合の風景をイメージしてみてください。
イメージできましたか?
次は、そのイメージの中から、ゴールを取り払ってください。
どうでしょうか。どんなサッカーが残りましたか?
おそらく、目指すべきゴールもなく、ただひたすらにボールを蹴って走っている人たちの姿だけが残ったと思います。
わたしが今日お話ししたいのは、そのサッカーの姿についてです。
◇目指すべきものがなかったら
目指すべきゴールもなくボールを蹴って、一体何が楽しいのか。
そう思うかもしれません。
ですがわたしはあえてゴールを取り払いたい。
それは、ボールを蹴ってみんなで楽しく走りまわるという行為そのものを楽しめないか?と考えたからです。
目指すべきゴールがあると、どうしても「ゴールにシュートしよう」「何点決められるかが勝負だ!」と、ボールを蹴って走り回ることについては考えなくなってしまいます。
シュートするゴールがあるからこそ、そこに到達するまでの過程のことは軽視してしまうのです。
◇ベッポのはなし@モモ
ここで、先日紹介したモモという書籍からとある一文を紹介します。
昨日は主人公のモモについて紹介しましたが、今日はモモの親友であるベッポのはなしです。
ベッポはお掃除やさん。
一日中、ゆっくり丁寧に街をほうきで掃いて周ります。
そのベッポの言葉で、こんなものがあります。
このベッポの働き方から、みなさんは何を思うでしょうか?
わたしはこのベッポの言葉から、ゴールを目指して頑張ることだけが正しい道ではないのだと感じます。
ゴールなくとも、人は頑張れる。
ゴールなくとも、人は何かを積み上げ、成し遂げることができる。
そんな「小さなことを積み上げる大切さ」のようなものを、ベッポから学んだのです。
ベッポは、とても長い道路を掃除する時、あえてその道路の全体像を把握したりはしません。
わたしだったらきっと、途方もなく長いその道路のうち、今どのくらい進捗があるのか、あとどのくらいで終わるのかなんて考えてしまいそうです。
だからこそ「こんなにやったのに」「こんなに疲れているのに」と憂いてしまうのだと思います。
ですがベッポのように、目の前の一歩のことだけを考えた掃き方をしたらどうでしょうか。
どのくらい時間がかかるのかなんて考えない。
目の前にある「やるべきこと」が、いつ終わるのかなんてわからない。
この地道な努力がいつ終わるのかなんてわからない。
こんな中「いつかは報われる!!」なんて無理にポジティブな考えを持たなくても大丈夫。
ただ、目の前にあることと丁寧に向き合い続けることを、積み上げるだけです。
それがどこにつながっているのか?なんて、本来は考えなくてもいいことなのだと思います。
今現在できる努力をするだけ。
今後どうなるか?今後もこれがずっと続くのか?なんて余計なことは考えない。
そんな向き合い方も、たまにはいいんじゃないでしょうか☀️
📕モモ(オーディブルで聴き放題対象でした🎧)
ということで、今日はあえてゴールを目指さない生き方について、サッカーに例えて話してみました。
金曜日ということで、疲れが溜まっている人も多いかと思います。
自分のペースで生きられる人が増えたらいいなと思います💐
それでは、また次の記事でお待ちしています🌻
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