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利用者を支援する、私たちの支援は誰がしてくれるのか。支援者自身の傷つき体験について

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。

救護施設の相談員をしています。
毎日利用者と接する中で気づいたあれこれをまとめたブログです。


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利用者を支援する、私の支援は誰がしてくれるのか

今日は、久しぶりに支援者支援をトピックに挙げたいと思います。
救護施設に配属されたばかりの頃は、毎日の利用者対応に心身ともに疲弊していました。
それが今ではすっかり慣れてしまい、少しばかり利用者から理不尽に怒鳴られたくらいでは気にしなくなりました。

そのため、いつの間にか「支援者のメンタルを支援する」ことについて考えることもなくなっていたのですが、私自身が妊娠したことを期に、今改めて支援者支援にフォーカスしたくなりました。

今日は、日々利用者の心身を支援する私たち支援者のための「支援」について考えていきます。

精神障害のある人たち

日頃から記事の中でも「怒鳴られた」「殴られた」とお伝えしている通り、私が働く施設にいる利用者は時に暴力的になります。
理由は様々で、精神疾患による妄想や幻聴、幻視からくる言動であったり、今までの生育歴が原因だったりもします。
妄想や幻覚がなくても、発達障害が原因で正しい問題解決方法を学ぶことができずに育ってきた結果、暴力や大声でしか自分の希望を訴えることができない人もいます。

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