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「相談員として、どう思う?」と聞かれたら@救護施設

おはようございます☀️
ぽこです。

「もっと気持ちよく働いて、明日の自分にワクワクしよう!」をコンセプトに、自分で稼ぎを作れる福祉職を目指して発信しています。
このnoteでは、毎日一つ知れば人生にワクワクするような考え方や発見を、障害者福祉の現場からお届けしています🗣

◇今日のトピック:救護施設の生活指導員について

今日はメンバーシップ限定記事です。
このnoteはメンバーの皆様に支えられています。
ありがとうございます🌻

今日のトピックは、私の仕事である「救護施設の生活指導員」について。
そもそも「社会福祉士って何する人なの?」と思っている人がたくさんいると思います。
私自身も、仕事内容をうまく伝えることができず、モヤモヤした経験も多々。
「利用者支援をしている」くらいの認知は行き届いていると思います。
今日は、私が具体的に「誰の」「何を」支援しているのか、そしてその時どんな視点で関わっているのか、お話しします。

①救護施設の生活指導員という仕事
②現場職員との違い
③相談員の視点
④これからのあり方について

ぽこ

①救護施設の生活指導員とは?

救護施設については、このnoteでも何度か触れているので簡単に引用文と箇条書きで説明します。

救護施設は、身体や精神の障害や、何らかの課題(生きづらさ)を抱えていて、日常生活を営むことが困難な方たちが利用している福祉施設です。
利用者一人ひとりのその人らしい豊かな生活の実現に向けて、日常生活支援や生産活動等を通して生活の基盤を整え、就労や地域生活移行など、利用者の目標や意向に沿ってそれぞれの自立を目指した取り組みを行っています。

https://www.zenkyukyo.gr.jp/institut/institut.htm


・障害者の入所施設
・生活保護受給者が対象
・契約ではなく措置の施設
(利用者が「ここに入りたい!」と言って契約する施設ではなく、行政が「あなたはここに入ってくださいね」と措置を出して入所する施設)

「介護ケアをする施設」より、「訓練をする施設」という印象を持っていただければいいと思います。

そして、私たち生活指導員は、利用者の生活全般を支援する立場にいます。
生活指導員以外にも、相談員とか指導員とか支援員とか、色々な呼び名があるので、ここでは「相談員」で統一します。
主な仕事は、お金のことと、家族のことです。

・利用者のお金のこと

→生活保護には他法優先の原則があります。
 受給可能な年金があればまずそちらを受け取れるよう手配し、それでも足りない分を保護費で補う。
 その原則実現のため、年金受給手続きや利用者への説明を行います。
→生活保護継続のための調整
 施設内での軽作業で得た賃金や、年金などの収入を定期的に行政へ報告しています。
 そのほか、保護費の中でのやりくりについて本人と相談します。
→自己破産の手続き
 借金を背負って入所してくるご利用者の自己破産手続きを支援します。

あくまでも「施設にいる間に金銭状態を整えて、いずれ地域に出る」を目的に支援します。

・家族との調整
→ご家族には、入退院時の同意者になっていただいたり、いずれ退所して地域に出た際の保証人になっていただく必要があります。
 ご家族と縁が切れている人も多い中、その細い線をなんとか繋ぐようにご家族と関わっています。
 利用者の地域生活の要となる「緊急時連絡先」となっていただけるよう、そして支援者を信頼していただけるよう、適宜情報共有を行なっています。

そのほか、新規入所・退所の支援をするのも相談員の役割です。

②現場の介護職とは違うの?

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