もーっと感情をだしていいんだ
小さいころから私の癖のようなものだった、我慢。
イライラ、モヤモヤ、不安、悲しみ…そういったネガティブ(だと思っていた)感情に蓋をしてしまう。なかったことにする。平気なフリをする。小さいころから、ずっとそうでした。
この我慢癖があることに、最近やっと、大人になって気づいた。あ、我慢してたんだ私。それに気づいたのが第一段階。
それで、第二段階が今月のはじめ。子供の頃の自分が我慢している夢を見たんだけど、朝早くに目が覚めて、その夢をぼーっと思い返していたら、「あーあのときの私は、周りの大人に、親に、家族に、寄り添ってほしかったんだなー」ってふと思ったんです。「びっくりしたね」「怖かったね」「嫌な思いをしたね」「苦しかったね」そんなふうに、ただ寄り添ってほしかった。
子供のころの私の本心。さみしかった気持ち。これに気づいたとき、私は朝早くからボロボロ泣きました。
これからの私は、どの感情もちゃんと味わおう。いっぱい感じていい。ひとしきり泣いた後、そう決めた。怒っても泣いてもイライラしても、笑っても喜んでも、全部私が、私の感情に寄り添ってあげるんだ。とても大事なことを、この年まで忘れていたよ。