hinako

23歳の大学生。島根から出てきて大阪へ。読むことと書くことが好き。パワースポットは太陽の塔。

hinako

23歳の大学生。島根から出てきて大阪へ。読むことと書くことが好き。パワースポットは太陽の塔。

最近の記事

悔しい、という感情

最近、うまく文章が書けない。 文章そのものが書けないというよりは、自分の納得がいく文章に仕上がらないという感覚に近い。 下書きやメモが溜まる一方で、なかなか公開に至らない。 感情に突き動かされて文章を書くことが多い私。 感情の強さが文章の体裁を気にする心を超えたときには、すっと文章が書けるのだけれど、最近は強い感情を抱くことが減ったのかもしれない。 穏やかになったというか。凪いでいるのかも。 最近は、文章にしなくとも、人に話すことでストレスを解消しているというのもある。

    • 恋愛の仮説検証

      長く付き合った人と別れるとき、大抵の場合は理由があると思う。 ここが合わなかったとか、もっとこうしてほしかった、とか。 それって恋愛における「仮説」に近い。 仮説=検証や実験を通じて検証される仮定のこと。つまり、自分の恋がうまくいくための前提条件のようなもの。 長く付き合うと、その仮説はより確からしいものになる気がする。 そして自分の恋愛における仮説がわかると、たとえ今回はうまくいかなかったとしても次の恋に進みやすくなる。 次の恋で、自分の仮説を検証してみるんだ。 仮説

      • 何を愛していきたいか

        最近、気になっている占いがある。 知っている人も多いだろうしいたけ占いだ。 元々占いに熱心なタイプではないが、しいたけ占いは別だった。 丁寧に選ばれた言葉たちが、生き方のアドバイスとしてすっと心に入ってくる。主張しすぎることなく、あくまでさりげなく背中を押してくれる。 人気の理由が分かる気がした。 つい先日、2019年下半期のしいたけ占いが公開された。 またまた響く言葉たちのオンパレードだったので、自分なりの半年間の振り返りも兼ねて、文章に残しておこうと思う。 今回、一

        • 人生で最も多くケーキを食べた一ヶ月

          先週は、国公立大学の合格発表ラッシュだった。 受験を二回経験した身としては、その結果が本人にとってどれだけ重いものかを実感しているつもりだ。 大学受験と聞くと、いつも思い出す家族のエピソードがある。 浪人して受けた二度目のセンター試験。 翌日に学校へ集まって自己採点をした日のこと。(私の地元は特殊で、浪人生は予備校ではなく高校の横にあるPTA設立の校舎に通っていた。) 自分の問題冊子と模範解答を照らし合わせながら、自己採点をしていく。誰一人喋らない静かな教室で、みんな黙

          「私」を伝えるための10の質問。

          いつものようにnoteのタイムラインをスクロールしていたら、気になる投稿を発見。 筆者である曜日Tシャツのかまほ さんには、一度だけ会ったことがある。たまたま共通の友人がいたことで話が弾んだ。 第一印象は、話しかけやすくて柔らかなオーラを身にまとっている人。彼のSNSや投稿を見るようになってからは、着眼点の鋭さや言葉の選び方が好きだなと思っている。 さて、そんな彼のnoteの出だしは、 突然ですが、あなたのことを知る努力をしたいので、あなたのことについて何か書いて、私

          「私」を伝えるための10の質問。

          嬉しさとおかしさがこみ上げる開封作業

          …嫌な予感がした。 日本からはるばる航空便でやってきた小包の角が、じんわりと湿っている。 中で何か漏れてるな、と直感で思った。 欧州のとある国で留学している私のもとへ、数ヶ月おきに日本の家族から小包が届く。中身のほとんどは私が事前に頼んだものが占めるけれど、たまにサプライズで入っているものもあって、小包を開ける作業はいつも楽しい。 しかし、今回は違った。 明らかに中で異変が起きている。 濡れたダンボールで部屋を汚したくないので、玄関先でおそるおそる小包にハサミを入れる。

          嬉しさとおかしさがこみ上げる開封作業