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飲食店の働き方に改革?!-結局IT化ってどうなの?編-

みなさんこんにちは。
先週までがっつり体調を崩していたひなです。
インフルかコロナか…と怯えましたが、無事回避しました!

飲食業界では今回のコロナウイルスはかなり影響受けているのではないでしょうか。
従業員のお休みもきついし、お客さんが来ないのもきついし、
早くこのウイルス無くなってくれ!!!(´;ω;`)

前回の記事で発注をケータイで行った体験談を記事にしました。

これ1か月続けて見えてきたメリットをまたお伝えしたいなぁーと。

■気付いたこと
紙代ってバカにならない!
残業代=人件費を払うということ
できた時間の使い方

働き方改革編というタイトルの通り、かなり革命的な内容になっています!(笑)

■発注をケータイにして変わったこと

➀紙代ってバカにならない!

A4の紙をFAXで送るとすると…1通15円です。
たかが15円されど15円です。

今回を機に気づきました。
紙代も電話代もバリバリ費用かかってますよね?
FAXでの発注って無料でしているわけではないんですよ!

ノート

②残業代=人件費を払うということ

ネット発注をしたことで、終電を逃すなんてこともない。
クローズ後に居残りする時間も減る。

飲食の業態って残業が当たり前みたいな風潮がありますけど、
その時間ってお金が発生してるんですよね。

クローズ後のキッチンとホールのFAX発注渋滞とか。
得意先の電話が話し中で電話繋がるまで待つとか。

バックヤード業務のために人件費を払うくらいなら、
その業務とっぱらって良い食材仕入れたり、社員旅行したり、
時間に対するお金の払い方見直したほうが良いと思うんです。

③できた時間の使い方って

発注時間に取られていた時間って結構あるんだなぁと気づきました。

15分も発注に時間かけているようなことがあったら、
ドリンクの追加オーダー取るような声掛けできると思うし。
接客の質上がりそう。
接客の質が上がればリピーターも増える

いいこと尽くしじゃん!!!

ここは企業によりけりですが、
お客さんに喜んでもらうための接客の時間、従業員の余裕、教育の時間
こういったことに時間をあてられるのはめちゃくちゃメリット。

呑み

■もしもネット発注が当たり前にできたら・・・

ここまでお話していたのは1社に対しての発注での効果です。
じゃあこれ、今取引している業者全部がケータイで発注できるようになったら?

1か月単位で考えてみました。

全社に対してFAXで発注しているとしたら・・・
■10店舗×FAX代15円×30日 = 1か月4500円のコストダウン!
(発注するだけでこんなに費用かかっているの知りませんでした。)

各店舗の店長が1時間毎日残業していたとしたら・・・
■10店舗×1時間×30日 = 1か月300時間もの人件費削減に繋がる!

発注にかける時間が少なくなることで・・・
■おもてなしに当てる時間が増えリピート客のUP手厚い接客ができる!
 従業員は残業が減ることで仕事に対するモチベーションUP
 つまり売上UP×集客UP

1か月で考えてもこれだけのメリットがあるんです!
これ1年間、5年、10年・・・と考えていくと
お店としても会社としても大きな利益や価値を生み出すことに繋がるんですよね。

■最後に・・・

飲食業界でITが進まない理由として
電子化しても売上上がらないでしょう?という声が多いイメージがあります。

そりゃそうだ。
今とIT化したところで売上は変わらないでしょう。
ポイントなのはIT化したことで得られるメリットをどう使いこなすかなのです。


紙代もったいないしペーパーレスにして、
浮た紙代を従業員へのお給料に当てたいなぁ

「いつもバックヤードの業務に時間取られる。
この時間接客に当てられたらいいのになぁ」
などなど。。。

「食の未来がITで変わるのは確かだが、ITは課題を解決するさまざまな方法論のひとつにすぎない」

株式会社トレタの中村さんが言っていた言葉。まさにこれだと思います。

あと今から驚くこと言いますね。
FAXの回線なくなります(笑)

・・・

ちょっと広い意味合いで言ってしまったのですが、2024年にはNTT東日本・西日本社が提供するISDNデジタル回線の提供が終了するそうです。
固定電話とFAXが一緒の企業さんはピンチです!

発注の仕方早急に見直して!(笑)

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飲食店のIT化は50%と少し、くらいまで進んでいます。
人手不足やインバウンド対策など様々な課題がささやかれていますが、
社会の変化についていくためにも飲食店の管理方法も変わっていかなきゃいけない時期に差し掛かっているのではないでしょうか。

スタートとして今回私が紹介した
発注をケータイでやるというのは抵抗感少なくできるのでおすすめです!

是非皆さんも飲食店の働き方に革命を!!


おまけに課題解決に取り組んでいる企業の事例をそっと置いておきます