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naimaze はじめました!

こんにちは!
東京で靴下を作る仕事をしている 出沼妃那と申します。
このnoteでは、
’’デザイン+職人技=日本の美、文化。これを後世に受け継いでいく’’
をテーマに、これまでわたしが経験してきた、美大生、デザイナー、製造現場の職人として、それぞれ違う立場から見えてきた課題に向き合い、得た解決策やもの作りに役立つ情報を、これからの日本繊維業界を盛り上げていくひと達への一助となる発信をしていきたいと思っています。

オリジナル靴下ブランド立ち上げの宣言をして約1ヶ月、ついにECサイトをオープンしました!


わたしは、イギリスの美大生時代にインターンシップ先のニットデザイナーさんから家庭用編み機を使った靴下作りを学びました。作り方を教えてもらってからは、ただただ楽しくて夢中になって編みました。

大学のプロジェクトでも靴下を作り、クラスで1番の評価を貰うことができました。その時の作品を見返すと、正直、商品化するには難しいなぁと苦笑いが出ますが、以前書いたように、学生時代に思う存分自分の作りたいモノ、好きな物を作っていたな、と微笑ましくも思えます。

大学時代に作った靴下

クラスメイトに作り方を聞かれ、つたない英語で説明したような記憶もありますが、きっとその時の表情はドヤってたでしょうw

でも、その時は、靴下を作る仕事に就きたいとか、ブランドを立ち上げたいとは思っていた訳でもなく、自分のデザインセンスや技術に自信があった訳でもなく、むしろどんな仕事につけつのかな?と将来に不安しかなかったです。

そんなわたしですが、思いがけないチャンスや奇跡的な出会いが重なり、今、靴下を作る仕事に就いています。そして、まさか40代になって靴下ブランドを立ち上げるなんて、想像していませんでした。

編み機の大事な部品を壊し、お客さんに納期を1ヶ月ほど延ばしていただいたり、編み機の事前確認が甘かったことにより、トラブルが多く発生した時は、正直、辞めたいなぁと思うこともありました。でも、なんとかここまでこれたのは、会社の方々の協力、そして、家族の理解と応援があったからです。本当に感謝してもしきれません。

さてさて、ブランドを立ち上げるにあたり、自分の過去を反芻し、感情に浸ってきましたが、そろそろ現実に戻りたいと思いますw

ECサイトを無事にオープンしましたが、早速 販促という新しい壁にぶち当たっているnaimazeです(汗)

でも、これから先の未来に、こんなことで悩んでいたんだね、と いつか微笑ましく思えるように、あまりミスを恐れず、あらゆうことにチャレンジしていきたいと思います。

皆様、応援のほど、どうぞよろしくお願いします!


#想像していなかった未来


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