勉強のやり方と最近の読書について
ひもすがら文庫の湯本心暖です。
新潟はずっといい天気に恵まれていますが酷暑が続いていますね。
みなさんお元気ですか?
大学を卒業してからと言うもの、勉強から少し身をひいていたのですが、最近は心が元気なので、活字の海に飛び込む準備ができました。小説しか読めなかったのですが、学術書も読めるほど元気に(ニコニコ)
人生の合間にやりたいことが多すぎるのでなかなか進みませんが、やはり私は語学やフィールドワークよりも活字に触れたいだけなんだと痛感する毎日。お酒をできるだけ飲まないようにして、活字を読む時間を増やしています。
最近の私はパレスチナのことについて勉強を始めています。まずは簡単な本から始めるのが鉄則ですよみなさん。図書館という素晴らしい空間を教授したい気持ちと、ページの端を折ったり、線を引いたりしてしまうので金のかかる趣味だなと思いつつも購入し積読を増やしています。コスパがめちゃくちゃいいのはわかっているでんすけどね。生活にダメージがあるのも事実ですね。この夏は図書館にいくことを目標にしたいです。
今日はいくつか私が読んでいるもの、これから読むものまとめて紹介したいと思います。読書記録ノートも作ったのですが、ネットにも放流しておきたいと思いました。
ゆるい勉強のやり方
はじめに興味のあることを列挙するところから始まるのですが、何個でも良い。あればあるほどいいと思っているので、脈絡もない様々なジャンルについて考えたいと思っています。
いくつか私も列挙しますね。言い出しっぺなので。
・アイヌについて
・縄文について
・パレスチナ問題について
・記憶について(なんで忘却に個人差があるのか)
・SNSを文字通り老若男女使うようになった世の中は”終わっている”のか
・私は虎になりたくないのだがどうしたらいいのか
・熊が夢に出てこないようにするにはどうしたらいいのか
・私の存在は誰が認知して認めているのか
もっとあるけどキリがないので落ち着きますね。
すべて学びを始めるならまずYouTubeか漫画、絵本、小学生向け文庫やジュニア文庫などから読みたい派です。たまに学術新書から読んで撃沈するということを繰り返していますけどね。緩やかにレベルを上げていってよくわからなかったところは本当に理解しなきゃいけないものを除いて「よくわからねえな〜〜〜」で終わらせています。哲学者の翻訳本で頻繁に遭遇する感情ですね。軽やかに飛ばしていきましょう。必要になった時に本を開けば良いのです。
簡単な媒体で読む→メモ(直接本にor手帳)→専門家が書いた本を読む→自分の興味ある分野とつながりのある部分を探してその本を読む→アウトプットする(喋る、書く、パワポにする)
勉強と明確に定義して読むときはこのパターンが多いですね。
家で勉強できないタイプなのでどこかに入り浸ることが多いです。カフェはもちろんですが、涼しい時期は車で作業したりします。車中泊もできる車とは便利なもので、どこにでも部屋を作ることができるのはある意味人類のロマンなのかもしれません。電車に乗ることが極端に減ってしまったので電車に乗るためにどこか遠くへ行って道中に作業したいなと思うこともあります。
現在は、
たくさん読む時間がある時=分厚めで頭を使う本(パレスチナ問題系)
料理が出るまでのひととき=短歌や小説(ZINEとか雑誌とかも含めて)
それとは別で持ち歩かないと不安な本(今日は『百年の孤独』だった)
この3冊と人生を共にしています。
あとパソコンと筆記具やイヤホン、編み物など持ち歩かないとなんか不安です。
車社会生活をしているからできる芸当ですね。みなさんはどうですか?私は野外作業大好きです。
じゃあ今何読んでるの?っていう話をするよ
①『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』 岡真理
めっちゃわかりやすいのでまず読んでみて欲しい。これを読めばとりあえず「知る」という最初のステップは踏めたと言っていい。
②世界史の中のパレスチナ問題 臼杵陽
この問題の基礎、土台となる本と断言してしまいたいのだが、ややそこまで大口を叩ける自信が齢24の学びに乏しい私には判断しかねる。ただ良い本であるということは間違いない。
「15の講義」に章が分けられており、なぜ問題になっているのか、パレスチナという地域、宗教、言語、過去から始まりイスラームから見たパレスチナ問題、アメリカとパレスチナ問題、日本とパレスチナまでしっかりと掘り下げる。
③ホロコーストからガザへ サラ・ロイ
<新しい普遍性>を求めて。
ホロコースト生存者の娘という出自からパレスチナ、イスラエルを問う。
我々がただ過去の歴史を覚えていくだけではダメなのだと再確認させられる本。
わたしはサラ・ロイの他の著書すべて翻訳されることを願ってます。
④『はじめての短歌』 穂村弘
脳を休めたいと思って読んでいるが思っていたより骨太で毎回背筋が伸びる。
かなりハイテンポに進む上に、種類豊富に短歌を読むので飽きない。
「改悪例」という解説を始めて目の当たりにし「これは一味違うぞ」とおもわせてくれる。
これほんとに短歌入門って言っていいの?もっとたくさんの人にササルと思う。
⑤『百年の孤独』 G・ガルシア=マルケス
実は初めましての本。すごく話題になっていることは知っていたけど、いつか店頭で出会ったら買おうと思っていた。文庫本になったので買うしかないと思った。
まだ40ページ。本当に頑張りたい。がんばるという気持ちで読むのは久しぶり。
いつか感想とか書きたいし誰かの感想も聞きたい。
誤字あるかも、気にしないけど。またね。
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