映画感想#02 ラストマイル
2024年8月公開。
こちらは映画館で鑑賞しました。
圧倒的リアリティー群像劇
ことなかれ主義、現状維持希望若者の岡田将生さん
シゴデキ自己実現女子の道島ひかりさん
苦しき中間管理職、阿部サダヲさん
プライド高き管理職、ディーンフジオカさん
みんな仕事頑張りすぎ
与えられたタスクを、定時が来るまで淡々とこなすのが仕事だと思ってる、私タイプの人には眩しい通り越して、恐ろしいくらいみんな仕事頑張る。
ミンナ、シゴト、ガンバル。
上記した4人、共感できる人は正直いなかった。
岡田さんだって、あんまやる気ない😑
みたいな雰囲気しておきながら、指示待人間ではない。自分で考えて、やれること見つけて、着手できる、隠れシゴデキ人間だった。
アンナチュラル、MIU404とは違う。
そこに至るまでにお仕事大変!をずーっと見ちゃったからかもしれないけど、
誰がやったの🤔とか、どうやって🤔?
とか、その辺はあっさりしてました。
ひもの的にはトータル10時間くらいの連ドラと、
2時間ちょいでまとめなきゃいけない映画と、
同じ密度な訳はないよな、と受け止めました。
仕事としての自分と、人間の自分があるよね
満島ひかりさん演じるエレナさん、
阿部さん演じるひつじ急便に色々指示するけど、
あくまでも業務を遂行してる状態なわけで、
プライベートエレナになったら、申し訳なさとかが押し寄せてくるわけで、そこが辛い。
そこだけは仕事できない人間のひものも共感。
ラストはベリーマイルド半沢直樹
あっちにも、こっちにもペコペコの阿部さん
仕事できるのに、上司に恵まれない満島さん
わりと実現可能そうな下剋上、素晴らしかった!
板挟まれおじさんも、
出世欲モリモリお姉さんも、
元気が貰えると思うし
お疲れワーカーさんこそ、絶対見てほしい!
働き方、考えましょうね。