適者生存
胸を掴まれたある言葉があります。「適者生存」です。
この言葉は社会進化論の提唱者である哲学者のハーバート・スペンサーが発案した概念のことです。
意味は「環境にもっとも適応した者が生き残っていく」というもの。
しかし、私が知ったのはそれとは少し違う解釈で、
ある環境があってそれに適合している者ほど、ネアンデルタール人のように突然絶滅する。
しかし、そこに適応せずこれから環境に適応しようとする不適応者が自分の機能を上げてゲルマン人のように生存するのである。
広く捉えると「今、不幸の者が 明日、幸せになる者」ということ。
要するに、生きづらさを感じている者ほど、大きな力も持つということにもなるのではないかなと、私には感じられました。
今はたくさんの悩みやこれからの不安がある方がほとんどです。
「打破したい。」という思いが、これからの道を開く一歩なのだろうと思うと気持ちが楽になることもあるのではないでしょうか。
何か月も学校へ行けていないことで教養に対する不満不平がある方、家でも勉強させなきゃと家のスタイルを変えて学びの宿にしてしまい失敗する方。子どもを変えようとするだけではなくて、大人(という環境)が一緒に変わればもしかしたら大きな力を発揮できるかもしれません。
とても希望の持てる言葉だなと、同時に、人の言葉に気付かされてるようでは自分はまだまだ未熟者だなと痛感するこの頃です。
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