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ポジティブとネガティブ②

前回に引き続き、物事の捉え方の違いを感じたエピソードをもう一つ書かせて下さい。

前回分はこちら⬇︎


職場の仲間で、育休中のKさんがいる。
私もKさんも、今年4月に育休から復帰する予定で、最近よく連絡を取り合っている。

《Kさん》
・職場の後輩
・地元が同じ
・Kさんは地元で勤務
  (同じ勤務地になった事は無いが、
    研修や出張で出会い、仲良くなった)
・社内結婚(夫婦で同社勤務)

Kさんは仕事が大嫌いらしい。
復帰にあたり、会社の不満と愚痴をこぼしまくっている。賞与が少ない、休日が少ない、転職したい、育休延長したいと、一人で騒いでいる。

私は、子供が保育園に入園したら、だんだん親離れして行く事に寂しさを感じているけれど、それ以外は希望で胸がいっぱいだ。

仕事が楽しみな理由は、単純に給料がアップしているからだ。(現金で申し訳ない)
産休・育休を取っていた数年の間に、パート・アルバイトの最低賃金が上がり、それに伴って正社員の基本給も大幅にアップした。(やったー!)
数年前とは違う額の給料明細を早く見たい。楽しみなのである。

仕事が楽しみな2つ目の理由は、キャリアアップを図りたいからだ。やはり人生には明確な目標がある方が楽しい。子供と過ごす時間も貴重で有限だけど、届くか分からないような高い目標を追いかける事も、幸せのエッセンスになる。

今は中間管理職なので、もっと昇格したい!もっと昇進したい!とワクワクしている。自分の能力がどこまで通用するのか、どこまで昇り続けられるか挑戦したい。

私の昇進昇格の話は別記事にまとめようと思うが、30歳そこそこで中間管理職に上がり、周りから賞賛されてきた身としては、次はママをしながら管理職もやってのけたいと企んでいるのだ。

前例のない挑戦をして実現させたい。自分の力量を試してみたい。今、私は管理職に就く!という情熱で満ち溢れている。

この意欲の根底には、働く事が好き、稼ぐ事が好き、人の上に立ちたいという基軸がある。

誰かに必要とされ、誰かの役に立つ。そしてお金も稼げると言う好循環。人に頼られ、誰かに褒められる、この場所が好き。まだ中間管理職だけど、積み上げて来た今の地位で私は頑張りたい。

対してKさんは、保育園が決定したので、とりあえず復職する。でもその内辞めるかも〜とぼやいてる。Kさんは入社時から変わらず平社員。まぁ楽しくないやろな、と推測される。

入社した時は全員同じスタートライン。
同じ研修を受け、同じ業務をして、同じ福利厚生を受けてきたはず。しかし同じ会社にいても、充実した社会人生活を送る人と、辞めたいくらい嫌になる人がいる。

私が勤めている会社は業界最大手で、福利厚生がかなり手厚い。同業他社と比較しても優れており、年間休日120日以上、家賃補助80%、特別休暇、食事や趣味に使える補助金など、かなり充実している内容だと思う。

それなのにKさんは賞与が少ない、休日が少ない、転職したいと愚痴ばかりこぼしている。業界最大手で働いているのに同業他社へ転職したいと言っていたのは驚いた。周りを知らなさ過ぎる。若いからか無知すぎて話にならない。

(本当に今の会社が合ってない場合もあるが、転職しても、また新たな不満が生まれると思う)

ちなみにKさんの夫も同社に勤めているが、仕事が嫌で鬱気味らしい。家ではほぼ寝ていて子供の相手をしないと不満を漏らしていた。

愚痴を聞いていて思うことは、残業が多いのは本人の仕事のやり方が悪いだけだし、賞与が少ないのは評価制だから本人が原因だし、休日数は同業他社と比較しても断トツ多い。知らないだけである。Kさんは入社から昇格せず平社員でいるのだから、評価されないのは自分が悪い。

私は賞与に不満なく十分貰っているし、休日日数含め福利厚生が手厚くて、良い会社に勤めていると自負しているけどな。人によってこうも感じ方が違うらしい。

夫婦揃って仕事を辞めたいモチベーションなのは最悪な環境だ。家庭内で会社のネガティブキャンペーンをしてお互いの士気を下げるなんて、悪循環でしかない。

私はてっきり、社内結婚した夫婦は、分からない事を教え合ったり、仕事の悩みを相談出来たりして、お互い高め合える存在で羨ましいなと思っていたのに。類は友を呼ぶのかな。

私の周りは、前向きで上昇志向の人が多い。
闘志、熱意、野望で満ち溢れている。

一番仲の良い異性の同期がいるが、お互い仕事が好きで向上心があり、昇進昇格をめちゃくちゃ視野に入れて働いている。小さなプロジェクトでも常に目標を掲げ、お互い進捗報告をし、切磋琢磨している。ライバルのようで、アドバイスも出し合う、不思議な関係だ。

私が前向きだからポジティブな人が集まってくるのか、私がポジティブの輪の中へ入って行くのか分からないが、結局、ポジティブな人にはポジティブな人が集まる。

マイナスプロモーションをしている人には、否定的で消極的な人が集まり、皆んなで闇に吸い込まれていく。きっとKさん夫婦は今の等級止まりでいつか退職するだろう。他社でも活躍するとは思えない。

目の前の悲劇にさえ対応できずに
遠くの悲劇になど 手が届くはずもない

by浜崎あゆみ

大体、KさんもKさんの夫も、会社の情報をきちんと拾えてない。

私は妊娠中に使える福利厚生をしっかり利用して早くから休業に入ったのだが、Kさんは国の産前休業(出産予定の6週間前)までしっかり勤務したらしい。

夫婦揃って制度すら知らないなんて自分たちが悪い。やはり、

情報弱者は人生の幅を狭める。


会社は全員平等に情報開示してくれています。
案内を読んでいない自分たちが悪いのに、会社の事ばかり悪く言わないでいただきたい。


ネガティブは自分たちで不幸を招いています。
誰かを悪者にして被害者面するのを辞め、否定せずに現状を受け入れてください。

前向きな心で、今いる世界で頑張ろうとすれば、自ずと道は拓けます。

(あれ、占い師みたいになった。。。)





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