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ヒミツキチ森学園・代表からのご挨拶

人は誰しも、本当に生きたい自分の人生に導いてくれる心のコンパスを持っています。

子どもたちが生まれながらに持っている好奇心や心を突き動かすワクワクの衝動には限りがありません。

やりたいからやる。楽しいからやる。やってみたいからやる。

本来の人間の好奇心と欲求と行動の関係性と言うのはとてもシンプルに出来ています。

ところが、いつの間にか本当に自分でも気が付かないレベルで大人になるにつれてその感覚を忘れてしまうのです。

大学の就職活動で初めて自分の未来について考えたと答える大学生は少なくありません。

一体私たちはどこでコンパスを落としてきてしまうのでしょうか。

今を生きる子どもたちの65%は、今存在していない職業に就くとされています。

これからさらに予想もつかなかった職業や働き方が誕生したり、逆に多くの仕事が自動化していくでしょう。

そして一人一人の生き方も、これまでの常識もアップデートを繰り返しさらに多様になっていくことを予測するのは難しくありません。

時代が大きく動いていく今、ヒミツキチ森学園は、2020年4月に神奈川県逗子・葉山・横須賀エリアにオルタナティブ小学校として開校を予定しています。

そして一つの形として”自分のどまんなかで生きる力”を見つけられる場所でありたいと思っています。

”自分のどまんなか”

それは人によって、心からワクワクすることかもしれないし、本当に自分の心震えることかもしれないし、心地いい心の場所かもしれません。

自分のどまんなかで生きられる人間はとても強い。

時に何か大きな困難にぶつかったとしても、自分の核となる軸さえぶれなければ、何度でもまた挑戦し誰の人生でもない自分の人生を生きることが出来ます。

そして”競争”ではなく”共創”して生きるということ。

これは決して皆で仲良く手をつないでゴールという意味ではありません。

一人で全て出来るオールラウンダーになる必要がないということ。

一人で出来ることには限りがあります。でも共創の先には限りがない。

一人一人がでこぼこを持っているからこそ、そこに面白い化学反応が生まれます。

そしてその過程で起こる”対話”を通してさらに自分を知り、相手を知り、やがては社会と未来を共創していくことを学びます。

ヒミツキチ森学園は、自分のどまんなかで生きる世界を共創するちいさなちいさな一つの世界。

たくさんのカラフルでパワフルな自分のどまんなかに会えるのを心より楽しみにしております。

ヒミツキチ森学園 代表

宮下 千峰

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