銅鐸の考察⑤(銅鐸の文様と絵)

 銅鐸の祖型である朝鮮式小銅鐸には文様が描かれていないが、それが日本に伝わって以降、国内で広がった銅鐸には独自の文様が描かれるようになった。文様が描かれているのは主として紐および鐸身、そして紐の外縁から鰭にかけての部分である。

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前半部分は銅鐸研究の第一人者である佐原真氏、春成秀爾氏、難波洋三氏など各氏の論文や書籍をもとに銅鐸の基本事項を整理しているので、銅鐸の基本を学ぶことができます。後半は寺澤薫氏や森浩一氏などの論考をもとに考古学の視点も加えて自分なりに考察してみました。

謎の青銅器「銅鐸」について自分なりに調べて考えていくと、古代人の信仰の変遷が読み取れ、そして最後は邪馬台国につながりました。全12回のシリ…

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