かとうひろこ/自費出版アドバイザー1級

かとうひろこ|電算印刷株式会社 自費出版事業部チーフ|自費出版専門書房クラフト舎・クラフト舎オンラインショップ|NPO法人 日本自費出版ネットワーク理事|自費出版アドバイザー1級|松本市生涯学習指導者

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  • 本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~

    自費出版アドバイザーという仕事を通してのいろいろな出来事や書籍作りをハーフフィクションで語っていきます。

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    豊久の女 上下巻セット|小俣麦穂|小説|自費出版

    木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久、そして二人を廻る数多の縁が奏でる壮大な戦国ストーリーの上下巻セットです。 それぞれの内容につきましては、各巻の説明をご覧ください。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 上巻 352ページ、下巻 336ページ
    4,400円
    電算印刷直営店 クラフト舎オンラインショップ
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    豊久の女 上巻|小俣麦穂|小説|自費出版

    木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久、そして二人を廻る数多の縁が奏でる壮大な戦国ストーリーです。 上巻では、豊臣秀吉亡き後の伏見での二人の出会いから、関ケ原の戦いの前哨戦となる伏見城の戦いまでが描かれています。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 352ページ
    2,200円
    電算印刷直営店 クラフト舎オンラインショップ
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    豊久の女 下巻|小俣麦穂|小説|自費出版

    木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久を廻る壮大な戦国ストーリーの下巻です。 いよいよ舞台は関ケ原の戦いへと移ります。 慶長5年(1600年)8月、大垣城楽田に撤退した島津勢のもとに石田三成が戻ってきたところから始まります。西軍への不信感を抱きつつも「俺はどげんしても島津を守らにゃならん」と拳を握る豊久。この決意がその後の「島津の退き口」での捨て奸(すてがまり)に繋がっていくことを連想させます。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 336ページ
    2,200円
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    豊久の女 上下巻セット|小俣麦穂|小説|自費出版

    木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久、そして二人を廻る数多の縁が奏でる壮大な戦国ストーリーの上下巻セットです。 それぞれの内容につきましては、各巻の説明をご覧ください。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 上巻 352ページ、下巻 336ページ
    4,400円
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    豊久の女 上巻|小俣麦穂|小説|自費出版

    木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久、そして二人を廻る数多の縁が奏でる壮大な戦国ストーリーです。 上巻では、豊臣秀吉亡き後の伏見での二人の出会いから、関ケ原の戦いの前哨戦となる伏見城の戦いまでが描かれています。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 352ページ
    2,200円
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    豊久の女 下巻|小俣麦穂|小説|自費出版

    木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久を廻る壮大な戦国ストーリーの下巻です。 いよいよ舞台は関ケ原の戦いへと移ります。 慶長5年(1600年)8月、大垣城楽田に撤退した島津勢のもとに石田三成が戻ってきたところから始まります。西軍への不信感を抱きつつも「俺はどげんしても島津を守らにゃならん」と拳を握る豊久。この決意がその後の「島津の退き口」での捨て奸(すてがまり)に繋がっていくことを連想させます。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 336ページ
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本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(7)

第9回Book Cafeの開催 去る4月23日(土)・24日(日)に、コロナウイルス感染症の影響を受けて開催できなかった「Book Cafe」を、2020年以来実に2年ぶりに実施することができた。  「Book Cafe」は同業社による協業として2017年に発足した事業である。その目的はNPO法人日本自費出版ネットワークとも重なり、自費出版書籍に陽を当てることと自費出版文化の伝達、そして事業であるゆえ〝自費出版の潜在需要の掘り起こし〟である。  出版はしたものの、なかなか人の

    • 本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(6)

      生きた証たち この仕事をしていると、発刊後にお礼をいただくことが多々ある。それは菓子折や著者が趣味としている手芸作品であったり、コンサートチケットだったり、野菜にお米に松茸に、何故かタイツや稀に商品券だったりする。一旦は「いえいえ、お気遣いなく」とお断りするのだが、2度3度お断りするのも失礼なので有難く頂戴することにしている。  菓子折は担当したスタッフ全員に渡して労わせてもらっているのだが、食べ物以外の品物の場合はそういう訳にもいかず保管しているものもある。  前回「思

      • 本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(5)

         第1回目のBook Cafeでご相談を受けたのは、かつて和服のリフォームの教室を開いていた女性だった。  「自分の手がけた作品のプリント写真を保管してあるのだが、1冊の本の形にまとめたい」というものだった。  予算的にどのくらいをお考えなのか尋ねたところ、たくさんのプリント写真をスキャニングするにはかなり足りない感じの金額。  印刷会社は出版社と違い、基本的に「売れる本にするための編集」をしない(売る必要がないから)。そして組版・印刷・製本までなので、ネット印刷を除け

        • 本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(4)

          (前回続き)  自費出版を共同事業として持ち掛けた先は、地域の同業者組合。その例会に乗り込んだ。  地域の限られた印刷物というパイを価格競争で獲りあっていては、いずれ共倒れになってしまう。新たな印刷物を開拓するのであれば、〝自費出版〟という手法を考えてみてはどうかという提案書というか企画書を提出したのだが、その場ではよい案だと言ってもらったものの、では参画しようという色よい返事をしてくれる同業者はいなかった。  そもそも印刷会社の規模はまちまちで、ページ物(書籍など)に

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        • 本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~
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          本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(3)

          アドバイザーの初仕事 アドバイザーの資格を取得した後でも、怠慢なことに特別な活動もせずにいたのだが、一本の仕事が舞い込んできた。  塩尻市の「重要文化財小野家住宅」の所有者から、保存修理事業の記録を出版したいというお話だった。  この事業は、関係機関として、文化庁文化財部参事官をはじめ、長野県教育委員会・塩尻市教育委員会・小野家住宅修理委員会・独立行政法人国立文化財機構、他、行政・大学・建築関係機関という大規模なプロジェクトで行われた。総事業費も約3億8千万であった。

          本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(3)

          松本市文書館、小松芳郎先生のご逝去を悼み

          去る2022年2月21日、松本市文書館の初代館長で特別専門員の小松芳郎先生がすい臓がんのため永眠されました。 https://www.shimintimes.co.jp/news/2022/02/post-17076.php (松本市民タイムス 2022年2月23日) 小松先生とは『龍雲山 廣澤寺誌』の編纂委員のひとりとして、約5年間一緒に仕事をさせていただきました。その後もある著者(故人)の旅行記を廻って度々ご相談させていただいたり、『松本十二薬師めぐり』の表紙の古地

          松本市文書館、小松芳郎先生のご逝去を悼み

          本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(2)

          試験のウラ話 「自費出版アドバイザー」というのは、NPO法人 日本自費出版ネットワーク(代表理事:中山千夏)が認定する資格で、当時は試験前に2度の講習会受講が受験資格だった。  今は「1度の受講または自費出版アドバイザー2級試験の合格で、1級の受験資格を有する」ということに変わっている。2級を設けたのは業界の関係者だけではなく、広く一般の方にも周知(および受験)してもらおうという目的もあるのだ。  試験は年に1回であり、試験期間は問題用紙が送付されてきてから約1ヵ月間に解

          本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(2)

          本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(1)

          はじまりのはじまり   「これはガーゼ?」にしては目の粗い布の塊が妙に気になった、入学間もない小学生。  表紙もベロっと取れかかった父の古いハードカバーの辞典が、物置の奥で埃の衣装をまとって転がっていた。  その取れそうになった背表紙の間から繊維がほどけて見えていたのだが、当時は何なのかよくわからなかった。それが上製本の背部分を固定させる布なのだと理解したのは、もう少し大きくなってからだった。  もともと読書は好きだったのだが、いわゆる活字中毒になったのは中学校生活も終わ

          本と活字と紙の狭間で ~自費出版アドバイザーの独り言~(1)