【日光旅行記】わたらせ渓谷鐵道にゆられて。
#2.日光夏詣の旅。〜わたらせ渓谷鐵道編〜
歴史ある足尾銅山で坑道探検を終え、近くの通洞駅へとやって参りました。
通洞駅にはわたらせ渓谷鐵道が走っています。
わたらせ渓谷鐵道、通称『わ鐵』。
群馬県桐生駅から栃木県日光市の間藤駅までを約1時間半かけて走る。
渡良瀬川沿いの四季折々の景色を堪能できるとから、地元住民だけでなく観光客にも大人氣のローカル鉄道だ。
今回は特に沿線上に目的地はなかったのですが、せっかくだからわたらせ渓谷鐵道にも乗ってみたかった。
⬇#1.日光夏詣の旅。〜足尾銅山観光編〜
一人で旅をする時は、ローカル線を利用することも多い。
レンタカーを借りて運転する自信がないから（笑）
電車だと行ける場所には限りがあるし、車より時間がかかってしまうことも多いけど、電車にゆられながらの旅はそれはそれでのんびりしていて好きだ。
✸ 鉱都、通洞駅から出発！！
鉱都っぽいオブジェがドン！な、通洞駅。
時間があれば、景色を楽しみながらゆっくり列車に乗ってみるのもいいと思うのですが･･･
宿で合流する皆さんとの集合時間が決まっていたので、今回は通洞駅から神戸駅間を往復してみることにしました。
通洞駅の近くには駐車場があるので、「車で来たけど、わたらせ渓谷鐵道にも乗りたい！」という方も大丈夫ですよ♪
通洞駅から神戸駅までは片道約20分。
行って帰ってくるだけならちょうどいい距離感でしょう。
神戸駅って名前がいいなって思ったのと、ここには駅直結の特別なレストランがあると聞いて。
この神戸駅なんですが、“こうべ”でもなく、“かんべ”でもなく、『ごうど』と読みます。
同じ字で神戸岩というのが東京の檜原村にあるんだけど、これは『かのと』と読む。
神戸岩もわたしのお氣に入りパワースポット！
『戸』と名がつく場所には封印がある･･･なぁんて言ったりもするね。
✸ 通称『わ鐵』
味わい深い紅葉カラーのレトロな列車がやって来ました〜！！
一両編成。金色のもみじのマークが可愛い♡
特に電車好きではなくても、まるでアイドルに会えたかのような興奮と感動がありますね！
わたらせ渓谷鐵道には、普通列車とトロッコわたらせ渓谷号、トロッコわっしー号の二種類のトロッコ列車があります。
こちらの列車は『WKT-510形』だと思います。
あんまり写真ばっかり撮ってると置いていかれちゃうから･･･（過去に置いて行かれたことがある。笑）早速、乗り込みましょう！
車内も暖色の落ち着いた色合いです。
この時は夏だったけど、列車のイメージとしては秋なんだろうな。
紅葉とわ鐵の相性は最高だろうね。
ほとんどが向かい合わせの座席になっていました。
大きな窓がたくさんあるので、どの席からでも渡良瀬川の景色を十分に堪能できそうです。
通洞駅〜神戸駅間だと、この橋が見える景色が見所だと思うのですが、結構一瞬で通り過ぎてしまいます（笑）
木々に囲まれていたり、トンネルを走っている時間も長くて、どちらかと言うと先頭を前にして右側の座席の方が川が見えたり開けた景色が多かったかな。
✸ 列車のレストラン『清流』
神戸駅に到着しました〜。
神戸駅は、駅舎とプラットホームが登録有形文化財として登録されていて、上神梅駅とともに足尾鉄道の開業当初からの歴史を見守ってきた数少ない駅舎として人氣があるのだそうです。
また、花桃の名所としても知られていて、春になると約300本の花桃を目当てに大勢の見物客が訪れます。
神戸駅には駅直結（改札内）のレストラン『清流』があるので、ここでランチタイムにするよ〜♪
列車のレストラン清流は、かつて東武鉄道日光線で活躍していた特急列車1720型デラックス・ロマンス・カー『けごん』の車両を活用したレストラン。
お食事は、風味抜群のやまと豚を使用した駅弁や群馬県産の舞茸を使った舞茸定食などが味わえます。
レストラン内部は特急列車の座席がそのまま残されているんです！
動きはしないけど、車窓から行き交うわ鐵を眺めながら、列車に乗って駅弁を食べているような氣分もそのままに。
奥の座席の方で、YouTubeだかローカル番組だかの撮影をやっていましたが･･･
氣にせず、トロッコ弁当をいただきます！
トロッコ弁当はトロッコ列車のパッケージが目印の駅弁で、地元産の舞茸をふんだんに使った幕の内弁当になっています。
開けるとこんな感じ！
舞茸の混ぜご飯や天ぷらなどが入っていて、お味噌汁もついてきました！嬉しい。
お弁当を食べ終えて、通洞駅まで戻る電車の時刻を確認してみると･･････あれ、次の列車がだいぶ先なんだけど？！
有名な観光列車だと思って油断していた･･･時刻表の見方を間違えてしまったのだと思う（笑）
ということで、食事が終わってから1時間弱待たなければいけなくなりましたー。
普通に外の駅で待つならきつかったけど、涼しいレストランの中で休めたので助かりました。（ほっ）
帰りの列車を待っている間に、トロッコわっしー号が神戸駅に停車しました。
するともう、そこからインバウンドのお客さんがぞろぞろ降りて来て、清流からも売り子さんが出動して行きました。
こんなところに来てまで満員電車には乗りたくないな･･････。
しばらく待って、無事に帰りの列車に乗れました。
行きに乗った列車より、さらに年季の入った感じがします。
この写真は、草木トンネルという群馬県みどり市東町草木を通過する全長5242 mもあるトンネルの中で撮った写真なんですが、真昼間なのになかなかのホラー感ありますでしょ･･･。
なんせ5242mもあるトンネルなので、数分間ずっと真っ暗なままなのよ。
わたしはホラーが大の苦手なんですが、ホラー好きの方におすすめなのが･･････
✸ 恐怖のゾンビトレイン！！
『ZOMBIE TRAIN』は、トロッコわたらせ渓谷号を舞台に、列車内で発生する恐ろしい事態から脱出・生存を目指す体験型イベント！！
こんな恐ろしいものがあるらしいのです･･･！
しかも、大間々駅から通洞駅までの区間、途中下車はできない･･････。
90分間もお化けと一緒に閉じ込められるだとぉーーーー！？！？
それでも大好評で連日満席だったらしいです。
みんな勇敢だよね･･････わたしは絶対無理だよぉ。
イベントは夏の開催でもう終わってしまっていますが、変わったお化け屋敷を体験してみたいという方は、来年またチェックしてみてね。
わたしは子どもの頃から、ホラーものは見られないし、お化け屋敷にも入れなかったし、夜中にトイレに行くのも怖かった。
大人になって、わたしは幽霊とかそういう類のものとは周波数が合わないんだ（だから見ることはない）ってことがわかってからそこまで怖くはなくなったけど、
それでも深夜タイムをゆっくり過ごしている時に、突然ホラー映画のCMが流れ始めるとブチ切れそうになる（笑）
･･･あ、もうすぐハロウィンだね。
次回は、「是非、まおさんを連れて行きたい」との知人のお誘いで参拝させていただくことになった神社と、すてきな御縁で出会えたすてき過ぎる温泉宿のお話です。
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